長生きの 秘訣
KATOH

朗読会の最後に読んだ、新聞の切り抜きを、ご紹介しよう
1994年の9月に、朝日新聞の「ことば抄」というコラムに掲載されていたものだ
2001年に104歳で大往生を遂げられた加藤シヅエさんが、97歳の時の講演会で
「 長生きの秘訣は? 」と質問されて、お答えになったお話が、載っている

そう・・・長生きの秘訣は、「 一日10回は、何かに感動すること 」でございます
それは小さなこと・・名もない花がこんなところに咲いている、かわいいなと感動する
上手でない音楽でも、ああ、一生懸命やっているなと感動する
そんなふうにすると、十ぐらい すぐに見つかるはずです
感動する度に人は成長して、心が楽しく明るくなりハッピーだから、笑っていられます

michiは、12年も前から、このコラムを切り抜いて、いつも手帳に入れている
途中、ボロボロになって、コピーをし、また古くなり、コピーをし・・・
哀しいことがあった時、道を歩きながら、感動すること、嬉しいことを、
キョロキョロと見つけ出し、指を折って、数えながら、ふんばることがある
ニューヨークの街は、温かくて、にっこり笑いかけてくれる人が多いから、
その笑顔の数を、「 感動 」コーナーに入れると、すぐに、両手の指は折れていく
ただ、へこんでいる時は、ココロも、石みたいに硬くなっていて、
簡単に、感動することができないけど ・・・ でも、がんばってみる
日常に追われて、時々、この切抜きの存在を忘れてしまうこともある
でも、ふと、思い出しては、取り出し、そっと広げ、ゆっくりと読み返す
だから、michiは、この切抜き、一生、手帳に挟んでいたいと思うわけさ

この「 感動する習慣 」、身に付ければ、「 幸せな長生き 」、間違いなし!
試してはみては、いかが?

ニューヨーク朗読会 | 22:15 | comments(1) | trackbacks(0)

「 元気 」 と 「 癒し 」 の会
reading2

昨日の「 朗読会 」の余韻が、まだ、醒めない
1時間30分の会を、20分程延長し、一人ひとりに、お見送りをしたmichi
皆さんが、涙を浮かべて、良かったよ、良かったよ、と握手してくださった
「 元気をもらいました! 」と、言ってくださったけれど
元気をもらったのは、michiの方かもしれない ・・・・

多くの作品から、色んな作品を抜粋して朗読した
とにかく、胸に響くものを ・・・ と、michiが厳選した作品達
笑っていただけるかな・・・と思う作品には、
読んでいる方が、危うく吹き出しそうになる位、ハーハッハと、大笑いの声が聞こえる
NYで上演する予定の「I and Me & You and I」の、日本語版の脚本
私とわたしとあなたと私」の第1場も、芝居を入れながら、朗読
観客の皆様の、「シーン」という音が、聞こえてきそうな勢いの「集中」を感じた
後半、犬のジェシカのこと、リリー・フランキーさんの「東京タワー」など、
次から次へと読み上げると、観客のすすり上げる音が、押し寄せる
中には、思いっきり、ズズーと、鼻をかまれる方の音も聞こえ
・・・ 泣いてくださっているんだ ・・・ 
でも、michiは、涙なんか見せちゃいけないヨ
朗読者は、溺れちゃいけない、伝えなくてはいけないのだから・・・
と、目からの涙を必死にこらえながら読んでいたら、鼻から水が、ポタリと落ちた

「 朗読の会 」じゃなくて、「 癒しの会 」っていう名前にした方が良かったですね!
と、言ってくださった方がいた
でも、やっぱり、癒されたのは、michiの方
これほど、熱烈に、心を動かしていただけるなんて、思ってもみなかった
表現者として、素敵な時間を、いただいた
役者冥利につきる

小さなイベントだけれど、裏で、音や明かりを、がんばってくださった方達
michiの朗読に寄り添ってくれた、ピアニストの真実さん
写真やビデオを撮影してくれたり、ポスターをデザインしてくれた友人
日本クラブの皆様
そして、仕事中なのに、お昼休みを抜け出したり、遠い郊外からいらしたり、
他の用事をキャンセルして駆けつけてくださった皆様
また、会には出席できなかったけれど、
このブログで、ハラハラと見守ってくださった皆様
心から、ありがとうございました
「 元気 」 と 「 癒し 」を、いただきました
ありがとう!

reading

ニューヨーク朗読会 | 04:57 | comments(7) | trackbacks(0)

朗読会   本番
朗読会
無事、終了 !!!!!!
 ほっ 。 

詳細は、また、明日!

ニューヨーク朗読会 | 10:20 | comments(1) | trackbacks(0)

仮設劇場の 出来上がり
nippon club

いよいよ、明日は、朗読会
michi、家から、エッチラオッチラ、照明スタンドを、日本クラブまで運ぶ
友人のYUKARI、サポーターのMIWAKO、 日本クラブのCHIKA達と、椅子を並べた
マイクの音量、CDのタイミング、明かりの当たり具合など、短い時間で、確かめる
ほぅら ・・・ ギャラリーに、仮設劇場が、出来上がった
後は ・・・ 本番 !

nippon club2

ニューヨーク朗読会 | 10:05 | comments(1) | trackbacks(0)

割 愛
木曜日の、朗読会のため、色んな作品を選び、実際に通して、読んでみた
ダメだ・・・ 1時間半に、納まらないよ
これは、やめて、これは、切って ・・・・ うわ〜
声がつぶれても、3時間位の朗読会にしておけば良かった・・・・
選んだ作品を、正に、惜しみながら、捨てる ・・・ 「 割愛 」

ニューヨーク朗読会 | 21:35 | comments(0) | trackbacks(0)

動物達へ、おはなし してみる
central park reading3

カラリと晴れたけれど、今日のNYは、寒い! 12度前後だ
マンハッタンは、ブルーのTシャツを着たユダヤ人パレードのため、
ウェストサイドとイーストサイドの間が通行禁止の通りだらけで、街は、大混乱
そんな中、友人に頼まれて、子供達へ、絵本を読むため、セントラルパークに向かった
と、言っても、マンハッタンの東側で同窓会に参加した後、西の会場に向かったのだが
案の定、クロスタウンするには、大渋滞に巻き込まれてしまった
10分で行ける距離、バスを降りたり、歩いたり走ったり、タクシーつかまえたりと、
何と、1時間もかかり、やっと公園の会場に着いた

友人は、ミステリオというアメリカ式キャンプを主催している寺尾のぞみさん
もう、20年以上の親友で、のぞみは、子供達向けのイベントを、数々、行っている
その一つが、「こどもの日」に因んだ、本日のファミリーデイ
親子が集まり、ゲームをしたり、バルーンを膨らませたりして、子供達を楽しませる
michi、焦ってヘロヘロになりながら、公園に到着し、様子つかめず、読み聞かせ
しかし、子供達は、物語に耳を傾けられる年齢ではない「幼児」がほとんどだったから
どうも、michiの話よりも、かけたばかりのパーマの頭に興味があったらしい

ちょっと、動物園の動物達に向かって、お話させていただいた感じではあったけれど、
真っ青な空の下で、声を出すというのは、うん! からだと心に、いいはずさ!

central park reading

central park reading2

ニューヨーク朗読会 | 11:38 | comments(2) | trackbacks(0)

声 と ピアノ
rehearsal

10日の朗読会の為、ピアニストの針山真実さんのお宅へ押しかけ、打ち合わせ
昨日が2時間半、今日はたった1時間だけど、2日続けてのリハーサルだ
しかし、真実さんは、入籍を控え、大忙しだから、打ち合わせは、今日で終わり 
( 4/18のブログ 「 フフフ ・・・ ピアニスト は バレリーナ 」より)
時々、michiの朗読にフっと聞き入り、伴奏することを忘れてくれる真実さん
しかし、michiが説明する音のイメージを、絶妙に、ちゃんと表現してくれる
朗読の気持ちに沿い、汲み取り、噛み砕き、ピアノを奏でる
もっと、二人で合わす時間があったら、本当に、いい作品になるだろう
でも、もう、後は、当日ギリギリ、本番突入!
・・・ 真実さん、あとは、おまかせしますよ! ・・・

ニューヨーク朗読会 | 10:21 | comments(1) | trackbacks(0)

本の山に 押し潰される
books

いよいよ、来週木曜日に、「 朗読とお話の会 」が、迫った
CDで発売されている「 ギリシャ神話 」からは、一つの寓話を選び、
他は、お話、エッセイ、詩など、色々な作品を、朗読をする
この会をすることが決まってから、michiは、いったい、何冊の本を読んだだろう
あらゆる分野の作品を読み漁り、毎日、ピックアップし続けた
しかし、いい話を選ぼうと思っていたら、ドンドン増えてしまい、アップアップ
1時間半の朗読では、足りない・・・丸一日、かかっちゃうよ・・・
この膨大な量の本を、減らし、もっともっと削り ・・・ 読み込み・・・・
あひゃ〜 ・・・・  間に合うかしらん ・・・・
だいじょうぶ ・・・ だいじょうぶ ・・・ だいじょうぶ

ニューヨーク朗読会 | 06:19 | comments(2) | trackbacks(0)

出演者も お客様も みーんな 音響さん
5月10日の朗読会の会場を、事前に確認するため、日本クラブを訪れる
当日、ピアノ伴奏をしてくれる針山真実さんとの打ち合わせも兼ねる
4/18のブログフフフ ・・・ ピアニストは バレリーナ 」より
会場を使わせてもらえるのは、この日しかなく、この後は、何と、当日!
ギリシャ神話以外の、朗読する素材すら、まだ揃っていないが、
ピアノの音と、michiの声を、事前に、一度は合わせておかなくてはいけない

会場は、普段は、絵画などを展示する「 ギャラリー 」になっている
と、いうことは、芝居に近い「 朗読 」の演出は、実は、この会場では難しい
照明は、壁に沿ったものしかなく、効果的に使うことができない
仕方ない ・・・ 「 明かり 」は、あきらめよう
でも、せめて、「 音 」だけは、何とかしたい
CDの「 ギリシャ神話 」を流し、途中から、声が生に変わっていく演出はどうだろう
michiの、わがままな要望にこたえて、
日本クラブのレストランの方や、担当者が、重いCDラジカセを運んでくれた
しかし、ここで、michi、大変なことに気が付いた!
わ〜! 何と、当日、裏で動いてくれるスタッフが、一人もいなかった!
日本クラブの担当者は一人、しかも、彼女は、受付をしなければいけないから、
CDやマイクの音響操作をすることは、不可能 ・・・・ どうしよう!! ・・・・
仕方ない ・・・ michiが自分自身で、ラジカセを動かすしかないか・・・・
「 あ、私、やりますよ・・・CDの音を小さくしてからピアノ弾けばいいから・・」
ピアニストの真実さんが、声を上げた
・・・ ありがたい ・・・
michiと真実さんの二人、表の出演者は、同時に、裏のスタッフでもある

今度は、michiの朗読の声に、自由に、真実さんのピアノを合わせて弾いてもらう
事前に、曲も、雰囲気も、何一つ、打ち合わせをしていないというのに、
michiのイメージ通りの伴奏が、出過ぎず、引っ込み過ぎず、奏でられる
いいぞいいぞ! ・・・・ よ〜し! 演奏は、真美さんに、まかせてみよう!

「 朗読会 」 リハーサルをすることが出来ず、後は、本番一発勝負!
当日、朗読会にいらっしゃる方、もし、音が聞こえにくいとか、大きいとかあったら、
ぜひ、その場でお知らせくださいね
あるいは、前にチョイト進み出て、音量を調整していただいてもOK!
ちょっと、ハラハラドキドキの、「朗読会」になりそう・・・
でも、さ! 気を取り直して ・・・・ どうぞ、お楽しみに!!!

ニューヨーク朗読会 | 22:28 | comments(2) | trackbacks(0)

プレミア手づくり 朗読会チラシ
brochure

5月10日の、日本クラブの朗読会、チラシは特別に用意されていない
もう、なくてもいいかな・・・と思っていたmichi、
でも、チラシを欲しいという方もいて、どうしようかと思っていたら
サポーターのTOSHIEが、「私で良かったら」と
急遽、デザインを考案しようと、申し出てくれた

NYでは駐在妻のTOSHIEだが、日本ではグラフィックデザイナーとして、活躍
現在は、ゆっくりと、陶芸などの趣味で、充実した毎日を送っている
「 だから、チラシのデザインなんて、6年ぶり・・・ちょっと、不安ですけれど 」
・・・ と、遠慮がちに、言っていたのだけれど ・・・
1日も経たずに、すぐ出来上がってきたデザインを見て、michi、驚いた
何の注文もつけていないのに、実に、朗読会の雰囲気を伝える、いいチラシなのだ
michi自身は、自分の顔のスペースが多くて、ちょっぴり恥ずかしいけれど、
文句のつけようなく、いいセンスだと思った
6年間、仕事を休んでいたからこそ、TOSHIEの中で、フツフツと発酵が始まった
そして、NYの街と空気が、アートのタネを、じっくりと、熟成させているんだろう

このチラシの画像を、皆が、それぞれの家でプリントアウトし、配ってくれるという
NYにお住まいの皆様、もし、このチラシを手に入れることができたら、
もう、これはこれは、プレミアものの、チラシです!

ニューヨーク朗読会 | 10:04 | comments(0) | trackbacks(0)