2009.03.21 Saturday
会いたかったよ、テッド
先週一週間のNY滞在中、ミュージカルやコンサートの合間に
色んな人達に会った
結局、電話しても、突然過ぎて、あいにく繋がらず
そのままになった人が、ほとんどだったけれど・・・
・・・ そして、一番、会いたかった人 ・・・
テッドおじさんに、やっと、会うことが出来た
私のNY生活の最初から見守ってくれた、NYのお父さんのような人
実は、テッドは、私がNYからいなくなった半年の間に
人生最低の災難の「不幸」と、喜びの「幸せ」の両方を経験していた
去年の10月に、アパートの上の部屋が火事となり、
消防車の放水で、全ての家財道具が、台無しになってしまったのだ
延焼はしなかったものの、水の被害は、燃えたことと同じ
その後、仮住まいに移り、ようやく来週には
元のアパートに戻れそうだと言う
日本から、その災難を知り、メールで様子は聞いていたものの、
会うまでは、とても、心配だった
でも、会ってすぐ見せてくれたのは、娘のバーバラの結婚式の写真
バーバラは、離婚をした後、長女と二人暮らしだったのだが、
素敵な人と出会い、再婚をしたのだよ、と、テッドは言った
ウエディングドレスのバーバラの写真を大きく引き伸して
嬉しそうに、報告してくれる
「 michiがいない間に、不幸と幸福が、いっぺんに来てしまった 」
火事の顛末を話してくれた最後には、こうも付け加えた
「 でも、死ななくて良かった・・・生きていて、良かった。
こうやって、気まぐれで、突然やって来るmichiにも会えたしね」
ホントに、生きていて、良かった
ホント ・・・ 会えて、良かったよ
次に会えるのは、いつかわからないけれど、
・・・ どうぞ神様 ・・・
後は、テッドにとって、「幸福」ばかりになりますように
新・NYのお話 | 14:11 | comments(1) | trackbacks(0)