私は、KENZOのお洋服のファンだった
なぜなら、何十年経っても
KENZOブランドの洋服だけは、いつも新鮮
だから、いまだに、
20代の頃に買い求めたKENZOの洋服を
ウキウキしながら、着ている
そして、私は
高田賢三さんのファンにもなった
賢三さんのビジネスパートナーで
私の古くからの友人、鈴木三月さんを通して
そのお人柄を知ったからだ
また、直接
三月さんの還暦パーティーで
お会いした賢三さんの姿に
惚れ惚れもした
80歳でいらっしゃるにも関わらず
背筋がピンと伸び
歩き方も、まるでモデルさんのように優雅
何よりも自然体で
巨匠であるのに
どこか少年っぽい
三月さんが、そのお人柄に惚れ込むのも
頷けた
しかし、賢三さんは
2020年に突然亡くなられてしまう
「高田賢三と私」(時事通信社)
この本は、賢三さんとの37年間を
鈴木三月さんが綴ったエッセイだ
まさに、副題の
〜「パリの息子」とすごした37年間〜
惜しげもなく紹介される膨大な写真と
淡々と語られる文章が
まるで
一つのドキュメンタリー映画を見るかのよう
謙虚でお茶目な世界的デザイナーを知り
温かい気持ちになる一冊だ
本当に、日本は
大切な宝を一人失ってしまったね
皆様
「高田賢三と私」
是非、お手にとってみてくださいね
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