その後のブータン Y氏の報告


ブータンのエキスパートで、今回の旅を導いてくださったY氏から
集中豪雨後の、ブータンのご報告をいただいた

ブータンのジグミ・ケサル・ナムグル・ワンチュク5代国王、
水に浸かった、ひとつひとつの村を、訪ね歩き、
被災者を、自ら励まし、回られたとのこと
ブータン放送の、サイトで、
「 おはしょり 」で、泥水の中を歩かれる国王の写真を
Y氏が見つけ出し、送ってくださった
そして、Y氏は次のように続けられた

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この暴風雨が残した、
ただひとつの思わぬ「ポジティブな」置き土産は
増えた水量によって、南部地域に数カ所ある水力発電所が
フル稼働を続けていることです
流木などが、パイプや機械類を壊すのを避ける為に、
豪雨の間は、操業が止められましたが、
先週後半から発電を再開、
100万キロワット級の最大規模発電所も含めて5カ所の施設で
フルスピードの発電と
インドへの電力輸出が続いているということです

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ブータンで出会った、素敵な人達は、負けてはいない
転んでも、ただでは、起きないんだ
集中豪雨で得た大量の水を、最大限利用して発電し、
その上、隣国のインドにも、電気を売る
これこそ、ブータンの幸せ力、幸せになる前向き力
ジグミ・シンゲ・ワンチュク4代国王が提唱した、
国民総幸福量、GNH(Gross National Happiness)だ
国民全体が、幸福になる為の尺度を一番に考える国、ブータン
GNP(国民総生産)ばかり気にしている国とは、ちょっと違う

下の写真、左の人物は、ガイドのシェラブさんと一緒の、Y氏
ブータンに精通されると、面差しも、ブータン人のよう
まるで、ブータンの高僧にも似た風情が、おありだ
Yさん、情報、ありがとうございました!



幸せの国 ブータン王国 | 07:22 | comments(0) | trackbacks(0)

ブータンの 幸せ底力

今回のブータン旅行は、
日本語ガイド、シェラブさんが同行してくれた
シェラブさんは、長く英語でガイドをしていたが、
1年半長野県に留学して勉強し、日本語のガイドとなった
たった1年半とは思えない流暢な日本語で、シェラブさんが言った
「この国の良さを日本人に伝えたいから、日本語勉強しました!」

シェラブさんは、誇り高く、熱く語る
「 この国が幸せでいられるのは、王様のお蔭なのです 」
その言葉通り、この国では、
4代国王と、昨年戴冠したばかりの若い5代国王の写真が
どの家でも、レストランでも、どこでも、飾られている
若き国王は、国中を回り、山奥の貧しい人々を見つければ
耕す土地などを与え、貧困から救っているという
国王への信頼感が、国民全体に染み渡っている
しかし、もし国王が悪政をした時には、
国民は、国王を不信任案で、地位から退ける権利を持つ
この案を成立させたのは、4代国王自身だというから、頭が下がる

こんなにもトップが、国民のことを、深く考えているなんて
何とも、私達日本人には、羨ましい話だ




しかし、ここで、辛いニュースが飛び込んで来た
何と、先週、ブータンは、記録的な豪雨に見舞われ、
洪水や山崩れ、落石、橋が流されて、大災害が起きているというのだ
しかも、全国で、死者や行方不明者も出ている
土砂崩れに巻き込まれた村人、
川に流された子供達もいるとのこと
確かに、舗装もされない道はガタガタとし、
山道では、大きな落石がそのままになっていたりした
私達も、旅行の時が少しずれていたら、巻き込まれていただろう
それにしても
私が会った、あの子供達は、あのおばあさんは、おじいさんは
だいじょうぶだろうか、元気だろうか
胸が・・・痛む

でも、あの王様がいるブータンだ
きっと、何とかしてくれるはず
ブータンには、幸せに向かう底力があるのだ

心から、ブータンの復興を、お祈りしています
















幸せの国 ブータン王国 | 00:28 | comments(3) | trackbacks(0)

ブータンの紫の花




ブータンのゾン(僧院)に
たわわに、紫の花をつけた巨木が多数見られた
名前を、ジャカランダという
周りが全て紫色に染まり、この世のものとは思えない
・・・世界中が、紫色・・・
この時期にしか咲かない花を見られたこと、一生忘れないだろう


幸せの国 ブータン王国 | 00:02 | comments(2) | trackbacks(0)

断崖絶壁 3000mの聖地へ 登る

ブータン人なら、
一生に一度は登りたい聖地タクツァン僧院
しかしながら、切り立った高地の3000メートル
馬で登る方法もあるが、ガイドのシェラブさんは、
馬に振り落とされて、とても危険だから、馬はダメですと言う

最初から辞退する人もいたが、
とにかく、経験したくて、自分の足で山に挑戦した
・・・しかし・・・
高地の上、急な坂だ
すでに、息が切れ出した
「 やっぱり、馬に乗ろう 」と、情けない私
山の入り口で、
ドイツ人観光客が馬を借りるのを、横目で見ていたから
一人戻って、馬を借りることにした
すでに、10分程登っていた山を戻って下り、
馬の貸し出し場へ、急いだ
・・・おや?・・・
沢山いた馬が、いなくなっているゾ
でも、やっと2頭残されているのを見て、安心し
早速、馬の貸し出しを、申し出た
でも飼い主は、首を振る
「 あれは、ダメ! 予約されてる馬だから。馬はいないよ!」
え〜! ウッソ〜〜〜!
馬がいないって、それじゃあ、私、また上へ引き戻るの?



すでに、かなり山を降りて来てしまっていた
でも、ツアーのメンバーに追いつかなければいけない
一人ぼっちで、トボトボと、登り出した
果てしない行程を思うと、急に心細くなり、涙も出そうだ
しばらく、淋しく、息絶え絶えで登っていると
なんと、上から、お馬の集団が降りて来るではないか
頂上で、人を下ろした、言わば空車、空馬だ
「 すみませ〜ん! その馬、馬、私、乗りた〜い!乗せて〜! 」
私の形相が、よっぽど必死だったのか、
飼い主は気圧されるように、
1頭を残して、残りの馬を、周りの枝に繋いだ
そして、無事、私は、お馬に乗せられて、登頂したのだ

確かに、狭く急な山道を、お馬に乗るのは無謀で
馬に慣れないと、振り落とされてしまう程、大変だ
でも、乗馬の経験で、私にとっては、ちょっと楽しい時間だった








途中、1時間で着いた休憩所で、他のメンバーに合流し
その後の頂上までの1時間、何人かが、馬チームになった
しかし最後の僧院へは、自分の足で、
長い長い険しい石段を下がって、また上がらなければいけない
「 空気が薄い 」ということは、
一歩進めることが、死ぬ程、苦しく感じられる



てっぺんの僧院で、お祈りをしてもらう

帰りは、突然、雷鳴が響き渡り、一気に土砂降り
もちろん、下山には、馬を使えない
長い長い道のりを、雨で滑ったりしながら、下山した
ブータン人の女の子が、雨合羽の代わりに、
どこで手に入れたか、東京都のゴミ袋を、かぶっていた

地上に一番に下りたら、まだ迎えのバスが来ていなくて
降りしきる雨の中を、びしょ濡れの野良犬達と雨宿りした

苦しかったし、心細かったし、びっしょりになったけど、
こんなことも、ブータンのいい思い出だ



幸せの国 ブータン王国 | 21:41 | comments(4) | trackbacks(0)

チーズと辛さ ブータンの食べ物
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ブータンのお料理は、野菜が多いから、日本人の舌にもあう

ブータン特産のレッドパンダビールは、酵母のきいた銀河ビールのよう
でも、瓶の底にどんより酵母が溜っているから注意しなくてはいけない

食べ物は、
アスパラガス、じゃがいも、ぜんまい、かぼちゃなどの野菜
豚肉や牛肉、御飯、そば粉の練り物など
アジアなのに、お醤油はない
チーズ、塩、唐辛子、山椒で味付けられる

そして、何と言っても、ブータンの代表料理は「エマ・ダツィ」
とうがらしを、チーズで煮込んだもの
もう、それはそれは辛いのだけど、味わい深い
実は、私は辛いものが、大の苦手だったのだが、
このエマ・ダツィを試してから、開眼したようで
今、日本に戻って来てから、辛いものに、挑戦し続けている

日本人の舌に合うと言っても、やっぱり飽きて来るのは確か
単調な味と、毎日だと、チーズの臭いが鼻に突く
途中の自由時間、私はインド料理に行ったのだが、
別のグループは、高級ブータン料理と、庶民的ブータン料理と
違うお店に繰り出した
でも、後で聞いてみると、メニューは、どちらも同じだった
レパートリーとしては、少ないように見受けられる

今や世界中にあって、携帯することもなくなったお醤油だけど
ブータンに行く時は、必ず、持って行かれることをお勧めします!

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左はチーズで煮込んだじゃがいも 右はエマ・ダツィ

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そばがきのようなものに加えて、左下は、エマ・ダツィ

幸せの国 ブータン王国 | 10:41 | comments(0) | trackbacks(0)

ブータンの 犬 猫 鳥 牛 馬






殺生が許されない国、ブータン
街中、野良犬も飼い犬も、寝そべって、起きたら遊び転げる
牛も、道の真ん中で、授乳を始める
ただ、ハエも殺さない国だから、ハエが多いのには、まいった

なんだか、みんな、ちょいと、楽しそうなんだな
























幸せの国 ブータン王国 | 16:56 | comments(5) | trackbacks(0)

ブータンの キラキラ 子供達
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ブータン人のガイド、シェラブさんから、撮影の際の注意を受けた
「 もし皆さんが、子供達の写真をとっても、
チョコレートとか、鉛筆とか、飴とか、
絶対に、あげないでください
かわいいからと言って、何かをあげたら、
ブータンの子供達の未来は、なくなります 」

ブータンでは、大人も子供も、写真を撮影する時、
必ず笑ってくれる
そして、手を振ってくれる
怒ったり、何かを要求することは、しない

しかし、上の写真を撮影する時、
女の子が「 ギブ ミー マニー! 」と、お金を、ねだった
驚いて、「 そんなこと言っちゃダメ! 」と叱った
でも、その後、ギブミー ハット、ギブミー バッグと続けたから
英語の「 Give me〜 」の練習をしていたのだと知って、ほっとした

農村の、日本から見たら貧しい生活の子供達も
同じように、笑い、手を振る
ブータンには、不良の少年少女は、どこにもいないそうだ
何が貧しく、何が豊かなのか わからなくなる

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おじいちゃんの顔を、おもちゃのようにひっぱたり、キスしたり

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レストランで遊んでいた子供達
スパイダーマンの洋服を着て、ご機嫌な男の子

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織物店の片隅で、販売員の女性が子連れ出勤

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織物工場では、お母さんの織る手を見ながら、遊ぶ女の子

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写真を撮って!と、後を付けて来た学校帰りの子供達

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雨の中、学校近くの公園の軒下で、宿題を始めた女生徒二人

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山の畑で、大声で歌ったり、踊ったり、犬も、はしゃぎ走った

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お姉ちゃんが、弟を背負って、子守り

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お兄ちゃんが、弟の三輪車を押して、遊ばせる

幸せの国 ブータン王国 | 22:22 | comments(3) | trackbacks(0)

観光客は限られる ブータンへの道 
take off

上記の写真は、今回のツアーを企画してくださったY氏が
旅行の後も、ブータンの御友人に会う為、そのまま数日残り、
私達が乗った帰途へ飛び立つ飛行機を、撮影してくださったものだ

今回は、NYで親しくさせていただいたY氏の呼びかけで
総勢15人のツアーが組まれ、ブータンを訪れた
Y氏は、国連に勤務する奥様と共にブータンに駐在された経験がある
奥様が、私の一生のうちで、最高の仕事場だったと仰るブータン
このお誘いを逃すと、一生行くことのない国かもしれないと
Y氏以外は見知らぬ人の中に混じり、思い切って参加した

まずは、日本からタイのバンコクに向けて6時間半
乗り換え便がないため、1泊して、翌日ブータン航空にて3時間
ブータンの国では、たった一つしかない空港、パロに着く
一日、たった2便しか飛行機が到着しない
1機120人程の定員で、と言うことは
必然的に、一日に200人余りの観光客しか受け入れられない

国内では、宿泊代も、観光ガイドも、車も、食べ物も
全て込みの、公共料金で決められている
私達が宿泊したホテルのランクは、一泊$250で全て含まれた
高級ホテルも参入しているが、一泊$700もしたりする
近隣のインドや中国、東南アジアに比べると、明らかに高額だ
でも、だからこそ、観光客に、国は荒らされない

このあたりが、他国とは違うブータンの観光だし、
おもてなしは丁寧にするけれど、厳として国を守っている
この毅然とした国が、ブータンなのだ

幸せの国 ブータン王国 | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0)

帰り道
airport

ただ今
ブータンのパロ空港です
まずは、カルカッタ経由でバンコクに行き、
7時間空港で待機し、帰国の便へ
東京へ戻ったら、色々と御報告しますね

まずは、飛行機が、無事飛び立ちますように!

幸せの国 ブータン王国 | 12:25 | comments(0) | trackbacks(0)

働くブータン 学ぶブータン
ブータンの首都 ティンプーにやって来た
さすが都会だから、交通量は多いけど
あいかわらず、犬は道に真ん中で、寝そべっているし
この国に、信号は、存在しない

織物工場や 官庁で働く人々
お弁当箱を抱えて、学校帰りの子供たち
みんな、カラリと明るいし、スキッとかっこいい
・・・ なんでかな ・・・


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幸せの国 ブータン王国 | 10:16 | comments(4) | trackbacks(0)