生まれて2週間目のセリーナ
生まれて、2年目のセリーナ
晩御飯のチキンを取り分けてもらうのを、じっと待つ2匹のお嬢様
バシャバシャ水遊びは、大好き!
高原を駆け回るカレンとセリーナ
愛犬セリーナが、2歳の誕生日を迎えた
2年前の夏
我が家で産まれたセリーナ
お母さんのカレンは
死産の男の子の後
もがき、血まみれになりながら、
セリーナを産み落とした
カレンも、赤ちゃんセリーナも
手伝う私たちも
苦しくて、ボロボロになった
一つの命がこの世に生まれることの重さを
あらためて、骨の髄まで感じた夏
(2015年7月のブログをご覧ください)
その誕生日のお祝いで
てか
大人もワンコも
東京の酷暑から逃れるために
ほんの少しだけど、軽井沢に出かけた
友人達の別荘でバーベキューをしたり
滝のある山をトレッキングしたり
カレンもセリーナも
まるで、クルクルコロコロ、踊るかのように
喜んで、ピョンピョン、走り回った
本当に
人というのは
誰かを喜ばせるために
幸せにするために
生きているのだな、と思う
そんな幸せを感じさせてくれる
カレンとセリーナに、感謝だ
「あぁ〜、幸せぇ〜〜〜」
丘の上にある友人の別荘のベランダで
幸せを満喫していたら
突然
目の前に動物が現れた
ワァ!
日本カモシカか!
じっとこちらを見ている
何か、ご用?
どうしたの?
何かを、訴えるかのような目
歩き出したら
あ・・・後ろ足がない!
3本の足で、歩いている
すぐにどこかに行ってしまったけれど
じっとこちらを見る目を
忘れることができなかった
あの子は、いつ頃生まれたんだろう
お母さんは、いるのかな
子供はいるのかな
友人がNPO法人に問い合わせてくれた
イノシシ駆除のワナにかかり
脱出した時に、後脚を失ったのではないか
でも
どうすることも出来ないだろうとのこと
生きるというのは
本当に、苦しく辛いこと
でも、いっぱい幸せもある
あのニホンカモシカも
足は失ったのかもしれないけれど
きっと楽しいこと、嬉しいこと
いっぱいあるよね
そう、自分に言い聞かせた
どうぞ軽井沢の方
車を走らせる時
ニホンカモシカが出てくるかもしれないから
少しだけ、気をつけて、運転してくださいね
彼?彼女?のこと
私達は見守るしかできないけれど
一生懸命生きていてくれると思うと
みんな、幸せな気持ちになるはずだから
3本足で、頑張って歩くニホンカモシカ