「
私とわたしとあなたと私」のNY版「
I and Me & You and I」の脚本ミーティング
michiのアパートのビジネスルームに、脚本のクリエイティブスタッフが勢揃いした
michi、28階の会議室から、48階の部屋まで、駆け上がり(エレベーターで)
愛犬ジェシカの様子を、時々見に行けるから、ありがたい
6時半から、10時過ぎまで、一気に3時間半、脚本を練り直す
「
私とわたしとあなたと私」の中で登場した重要な小道具「インターネットカード」
パズルのように数字が書かれている物だが、日本でも、一部の銀行でしか使われていない
アメリカでは、全く、そんなものは、存在しないから、アメリカ人は混乱するだけ
しかし、この作品の中で、サスペンスの鍵となる重要なモノだから、削除は許されない
・・・・ どうしよう ・・・・
その時、プロデューサーKumiko、一段高い声で、閃いた!
「銀行員しか解明できない、数字が羅列してあるステートメントというのでは、どう?」
う〜ん、確かに・・・アメリカでは、通帳はなく、ステートメント(預金報告書)が通例
わざわざインターネットカードを持ち出さなくても、数字の書かれている紙で成立する!
三人寄れば文殊の知恵・・・六人寄れば・・・
芝居は、日本語から、英語に・・・観客は、東京から、ニューヨークへ
細部にわたって、皆で、頭をひねり、知恵を搾り出し、本日は、これにて終了
お腹がすききって、女性陣で、オーダーストップ直前のラーメン屋に、走った
ラーメンのスープが、凝縮した脳みそを、溶かしてくれるよう・・・沁みる
「わぁ・・・・こんなにおいしいラーメン、ホントに初めて食べましたぁ!」
これまたKumiko、溜息ついて、高らかに感心し、皆、笑いが止まらない
・・・ 今夜の「
I and Me & You and I」プロデューサーは、冴え渡る ・・・