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映画 ABDUCTION 「拉致」
megumi

すでに、日本では公開されている「 めぐみー引き裂かれた家族の30年 」を観た
原題は、「 ABDUCTION 」・・・「 拉致 」・・・そのものだ
一日だけ上演する、マンハッタンの映画館には、多くのアメリカ人も訪れていた
一世を風靡したフォークグループ、PPMのメンバー、ポール・ストーキーさんが
めぐみさんに捧げた歌を、NYの、この会場で歌い、
監督の、クリス・シェリダンさんと、パティ・キムさんも、参加した

日本人にとっては、すでに認識している「 拉致 」問題の流れにもかかわらず
あらためて、哀しみと怒りの涙を、抑えることは、出来ない
それにしても、横田夫妻の、崇高な良識と、魅力的なお人柄には、いつも、驚く
ご夫妻には、北朝鮮に立ち向かう、本来の日本人が持つ「凛」とした誇りが感じられる
それは、拉致されたご家族の多くに、共通して窺えることだ
何とか、この御夫妻が、めぐみさんに、直に会える日が、必ず来ますように
全ての、拉致された日本人が、ご家族のもとに、戻る日が、ありますように
映画を観て、日本人は、一層、思いが、強くなる

上演後、アメリカ人が、次々と、監督夫妻に質問する
その内容は、映画の撮影に関するものより、拉致問題そのものについての方が多かった
そりゃ、彼らにとっては、初めて知る「 暴挙 」だものね
この映画を上演すること、日本以外、世界中で上演することが、重要な意味を持つんだ
隣に座っていた、今にも、レゲエかラップでも歌い出しそうな二人の黒人男性は、
めぐみさんの、幼く、舌を出した写真が、画面に出た瞬間、かわいらしくて大笑いし、
笑った後、少したったら、ふと、指で、顔を、ぬぐっていた
地球中の、一人でも多くの人に、見てもらいたい映画だった

megumi2
映画の公式HPより

in the audience 客席にて | 21:39 | comments(1) | trackbacks(1)

Comment:
2007/08/24 10:28 AM, JS wrote:
私も映画を拝見しました。かわいそうです。
日本を離れてみると、国同士の争い、特に韓国/朝鮮と日本の問題を客観視する自分を発見させられます。
最近では、アメリカ国内での議決が(日本人からは)問題視されている慰安婦問題について、考えさせられます。恥ずかしながら、慰安婦問題について、前記議決が騒がれ初めて知る所となった私は、以後様々な文献を読み漁り、過去戦争中に犯した日本の様々な悪事に、情けなくて溜息しか出て来ません。拉致された人々をかわいそうと思うのと同等に、自分の祖先日本人が迷惑をかけたアジアの国々の人々に心からお詫びしたく感じます。現在でも他アジア人から日本人が嫌われるのはある意味仕方ないとも感じています。美智さんはどう思われますでしょうか。
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「女性を拉致して殺した」と通報=岐阜山林で遺体発見! / ☆今日の時事問題☆彡時事問題とニュース百聞
2007/08/26 11:01 AM
8月25日(土)午後1時半ごろ、愛知県警に、男の声で「昨夜、仲間3人で女性を車で拉致し、現金などを奪って殺し、岐阜県内に埋めた」と電話があった。県警は名古屋市緑区内で、男(40)の身柄を確保、男の供述に沿って岐阜県瑞浪市内の山林を捜索した。同日午後7