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地下鉄Fライン 57丁目
57street

私は、どうも、地下鉄の「Fライン」が苦手
時間によっては、待っても待っても、電車が来ない
やっと乗れたと思ったら、信じられないことに、
突然、Aラインに変わってしまったり
停まるはずの駅を、ビューンと、スキップしたりする
車内アナウンスは、直前に、あるにはある
でも、クチャクチャ、ガーガーの英語だから、聞き取れないよ!
しかし、その度に、ニューヨーカーも、あたふたしてるから、
アメリカ人にも、どうも、わからない英語らしい

この日も、ブルックリンに行く為、Fライン57丁目駅の地下に降りる
ちょっと、閑散として、浮浪者の多い駅のプラットホーム
「 あ〜あ、また、待つのかな・・・・ 」
案の定、とんと、電車が来ない
でも、美しい音色が、ホーム中に、響き渡っていた
「パリの空の下」「パダムパダム」「キャバレー」
力強く、繊細に、次から次へと、バイオリンが、奏でられる
心動かされて、バケツに、1ドル紙幣を入れたら、
ホームに溜っていた人達も、次から次へと紙幣を入れた
おじさん、一層、体を揺らして、弦を、大きく動かす
なんだか、染み渡って、パラリと、ほぐれてしまいそうだよ

グォ〜〜〜
つんざくように、電車が、ホームに入ってきた
もう少し、遅れてきてもよかったのにな
今日だけはさ ・・・

New York の お話 | 10:54 | comments(0) | trackbacks(0)

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