冬のジェットコースター に 乗ってみた
「 手術 」 という名の 「 冬のジェットコースター 」 に、昨日、乗ってみた
無事、完了!

HEALTH | 09:12 | comments(6) | trackbacks(0)

ミュージカル「The Apple Tree」 は 「サザエさん」
apple tree

ブロードウェイミュージカル 「 The Apple Tree 」を観る
3つの、他愛無いオムニバスの話からなる、リバイバルミュージカル
とにかく、もう、主演のクリスティン・チェノウェスの魅力が、最大限に発揮される作品
映画「奥様は魔女」や「ピンクパンサー」にも出演している、クリスティン、
ブロードウェイでは「チャーリーブラウン」や「WICKED」で、大絶賛された実力派
アニメ声に近い声だが、オペラ声楽にも裏打ちされている歌は、観客を大いに沸かす
そして何よりも、生来のコメディエンヌなのだろう・・・絶妙な間合いの芝居が、笑える
何と言うか、「 ゆとり 」のオーラが、からだ中に溢れているのだ
・・・ そうだ ・・・ 「 江利チエミ 」さんだ ・・・
抜群の歌唱力と、遠い昔に見たTV「サザエさん」の、すっとぼけた感じを思い出した
「 江利チエミ 」さんの、 「 サザエさん 」なんて、
ちょっと、例が古すぎて、わからなかっただろうか ・・・

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Photo by Bruce Glikas             by Sara Krulwich/The New York Times

in the audience 客席にて | 10:55 | comments(2) | trackbacks(0)

ボディ の 魂たち
body

BODIES EXHIBITION 「 ボディ展 」を、訪れた
日本でも、開催されている「 人体の不思議展 」だ
ニューヨークでは、マンハッタンの一番南端のサウスシーポートで行われ、
他にも、マイアミや、ラスベガスでも開催されている
実際の人間の体が展示され、筋肉や血管、内臓の働きを、知ることが出来る

おばあちゃまが、骨の一部を指差し「私の痛いところは、あそこ」と、孫に説明している
michiも、自分の病気の部分を、はっきりと確認する為に、やってきた
グロテスクなものなのでは・・・と、心配し、この展示会場に来るのを何度も躊躇したが
実際は、想像していたものよりは、淡々としていたように思う
人間である、自分の体を「 知る 」ことは、必要だろう
でも、目の前にあるのは、「 ボディ 」・・・すなわち「 遺体 」には違いない
ここに並べられている「 ボディ 」達の「 魂 」は、どこにあるのだろう・・・と
つい、甘い精神論が、頭の中を、グルグル回っていく
・・・ 色んな捉え方ができる「ボディ展」・・・
その意味で、見る価値は、あるだろう
世界中で開催され、そこには、多くのボディが横たわっているんだな・・・
日本では、1500円の入場料 なぜか、NYでは、27ドル ・・・ 2倍もした

ART & Exhibition | 23:35 | comments(1) | trackbacks(0)

ポケットは アートで いっぱい
outside art

SOHOで行われているアウトサイダー・アートフェアという、絵画展示即売会に行った
実は、michi、今まで 「アウトサイダー・アート」 というジャンルを知らなかった
アウトサイダーアーティストとは・・・
知能や精神障害、視覚障害を持ち、専門的な美術教育を受けなかったアーティストのこと

世界各国から、数多くのギャラリーが集まり、もちろん、日本からも参加していた
フェルトを縫いこんで表現する、自閉症の山本純子さんや、
漢字を、アートにした、精神発達障害の松本国三さんの作品など・・・
広い会場にびっしり各国のブースが集まり、千ドルから1万ドルの作品が並べられている
人ごみの、大入り満員の会場を巡って、日本のブースに来ると、何だか、ほっとした
フェルトの暖かさだろうか、漢字の持つ日本人の郷愁だろうか
しかしアメリカ人も同じ感想を持つと言うから、その癒される空気は確かなのだろうし、
1200〜2000ドルの、フェルト作品が、飛ぶように、ニューヨーカーに売れていた

彼等のアートを見ていると、知的な「障害」というのは、実は「障害」ではなく、
まれに見る「才能」なのだと思い知らされる
欠けているのではなく、その欠けているように見える穴は、「穴」なんかじゃない
「アート」という感性を、満杯に溜め込んでいける ・・・「ポケット」
そうか・・・ ポケットか ・・・
人間というものは、子供の頃は、ポケットだらけなんだね
大人になると、ポケットを失くす
でも年老いて、体も心も弱ると、再び、失くしたポケットを、取り戻すことも出来る
しかし、アウトサイダー・アーティスト達は、生涯にわたって、
大きな大きな「ポケット」を持ち、豊かに、アートで、膨らませていくのだろう
山本純子さんのフェルト絵を見ながら、michiは、ずっと、そんなことを考えていた

outside art2

outside art

outsider art fair」は、28日まで The Puck Buildingにて 入場料15ドル
295 Lafayette Street, corner of Houston Street,Soho, New York City

ART & Exhibition | 23:53 | comments(1) | trackbacks(1)

イノシシの 鈴音のごとく   
wild boar

「お正月の初詣なんて、このニューヨークでは、できないなぁ・・・」
と、思っていた、今月初めのこと、
友人の稲田美織さんが、
三重県の伊勢神宮・公式カメラマンとして、御饌祭に招かれた
御饌祭とは、「みけさい」と読み、
1月11日に行われる、神様の宴会という意味らしい
美織さんが、michiの分もお参りし、
お札と干支の土鈴も、買ってきてくれると言う
伊勢で育ったmichiは、幼い頃から、
伊勢神宮の、内宮と外宮に初詣をし
お札と干支の鈴を、年の初めに求めるのが、毎年の恒例だったのだ

美織さんは、世界中の聖地を撮り続けている、
有能で、且、キュートなカメラマンだ
( 10/13お木曳き・花笠・ハッピの頃」で紹介 )
彼女は、御饌祭を撮影し終え、伊勢から近鉄電車に乗り、
新幹線に乗り換えて東京、成田エクスプレスに乗って成田から飛行機
・・・そして、ようやく、NYに戻ってきた
その間、美織さんは、このお札と干支の鈴を、
ずっと大切に抱えてくれていたと言う
・・・ 伊勢神宮の分身達が、やっと手に入った ・・・
干支の鈴を、振って鳴らしてみる 
・・・・ カラン!カラン!カラン! ・・・・
土鈴は、素朴で混じりなく、力強い音を、部屋中に
・・いや、マンハッタン中に響かせた
伊勢神宮の神様にプラスして、美織さんの思いも、
このイノシシ君に込められていて、
michi、強いエネルギーを感じ、早速、玄関に飾る
・・ 遅ればせながら ・・
・・・ よし! 今年は、いい年! ・・・

Japanese Days | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0)

冬のジェットコースター その後
冬のジェットコースター、延期されて、来週、乗ることになった

HEALTH | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0)

冬のジェットコースター に 乗る
Empire State Building2

子宮ガンだとか、卵巣ガンの疑いがあるとか、ガン騒動で、驚いたり安心したりの先月、
まるで、冬のジェットコースターに乗ったみたいだったmichi
( 12/7 「 冬のジェットコースター 」より 
ガンの可能性は、ほとんどないと診断されたが、手術を、今週受けることになった
手術前の、血液検査や、打ち合わせの為、病院を訪れる

開腹手術ではなく、腹腔鏡手術の為、何と、日帰りの手術なのだそう
えぇ?!! ひ、日帰り〜?!! 日帰り温泉じゃないのよ! 日帰り手術よ、手術! 
腹腔鏡と言っても、お腹に、3つも穴を開けるのよ!
お腹の中には、その穴から、メス入れるんだから! それで、日帰り??
その上 ・・・ 全身麻酔だよ !!!
うわ〜! 全身全霊、どっかに、行っちゃうのよ! 
そのまま、michiが、どこかに行っちゃったら、どうするのぉ〜〜〜〜〜!!!!
michi、今までに、盲腸など、2回、手術の経験がある
どれも、部分麻酔だから、全身麻酔というのは、チト、こわいよ
しかし、アメリカでは、肺がんの大手術の人でも、1週間で退院させるというから、
michi程度の腹腔鏡手術じゃ、処置が終わって、麻酔が覚めかけたら、
どうぞ、とっととお帰りください!・・・て、ことらしい

病院の帰り道、零下の寒さの中、すっきり明るく晴れたマンハッタン、
今日も、エンパイヤーステートビルディングが、強く聳え立ち、美しい
よ〜し、「手術」という、冬のジェットコースター、がんばって、乗ってみるかな・・・
きっと、乗っていることも気づかないうちに、無事に、ゴールに着くに違いないさ!

HEALTH | 23:44 | comments(3) | trackbacks(0)

あ〜ら  お久しぶり
studio

michi、思い切って、ジャズダンスのレッスンに出かけた
BDC(ブロードウェイダンスセンター)が閉鎖になり、バラバラに散らばったスタジオ
探し当てた、臨時のレッスン場は、何と、ビックリ!
I and Me & You and I」のリーディングで使用した、「Ripley-Grier Studios」だった
相手役のオーディションも、数日のリハーサルも、そして、緊張のリーディング本番も、
このスタジオの、沢山ある部屋の、いくつかを利用したのだ
michiにとっては、馴染みの場所だ
( オーディションの模様は ブログ 3/16 THAT'S the AUDITION !! 
( リハーサル風景は ブログ 4/11 サポーター通信 )
( リーディング本番の模様は ブログ 4/16 リーデイングフォトギャラリー )

そして、ジャズダンスのレッスンが行われる部屋に、一歩、足を踏み入れた
あ! この部屋は、リーディングの本番が行われた部屋!
わ〜、偶然だぁ ・・・ うわぁ〜 この部屋だ ・・・ 懐かしいな〜 ・・・
「 あ〜ら、お久しぶりねぇ! よ〜く、来たわねぇ! 」
突然、窓際の、深緑色のビロードのカーテンが揺らめいて、
まるで、michiに、そう答えたように聞こえた

リーディングの本番の4月から、早、9ヶ月になる
そのリーディングの後、michiが日本での仕事で行ったり来たりとなり、
二人芝居「I and Me & You and I」の、NYでの本番舞台への進行は緩んでいるが、
着実に、現在も、実現に向けて、前に進んでいる

NYに来て、タップや、バレエのレッスンは、何回か、行ったことがあるが、
良く考えたら、ジャズダンスは、これが最初 ・・・ 何と、4年ぶりだ
体も、ガチガチに固くなり、バランスも悪くなってしまったけれど、
やはり、踊ること、リズムに乗ること、表現することは、楽しいねえ・・・
そして何といっても、あのリーディングで、michiを見守ってくれた、スタジオが、
今も、汗びっしょりになったmichiを、ガッシリと、包んでくれる気がするよ
・・・ ダンスも、ちゃんと、続けてみよう ・・・

New York の お話 | 12:45 | comments(3) | trackbacks(0)

映画 「 バベル 」 BABEL
babel
(C) 2006 by Babel Productions, Inc. All Rights Reserved

ゴールデングローブ賞 ドラマ部門の作品賞に輝いた映画「バベル」
少なくなっていた上映館が再び増やされ、見逃していたニューヨーカーで満員の映画館!

う〜ん ・・・・ 難しいなぁ ・・・
映画が難しい ・・・ という意味ではない
映画の評価が、「 いい 」と「 悪い 」に別れるという意味で、難しい
アメリカ、モロッコ、メキシコ、東京という、4つの国を軸として、文化を操りながら、
次から次へと展開していくエピソードは、観るものを、飽きさせない
日常から、何かの弾みで、突然、非日常の事件に巻き込まれていく
その意味では、日本のエピソードは、大きな事件ではなく、内包された、精神の事件だ
この映画、時には、目を覆いたくなるようなシーンもあり、衝撃的な部分もある
グローブ賞の作品賞を獲得したからと言っても、評論家の意見は賛否両論だ
実際、映画館でも、途中退場する人も見かけられたし、
映画が終わった時は、感動して(多分・・)立てない人と、肩をすくめて、しらける人と、半々
michiは ・・・ どうなのか
「バベル」というタイトルは、神が人間の言葉をバラバラにしてしまった旧約聖書の意味
確かに、今や、言葉だけではなく、心さえもバラバラの現代社会
その「バベル」という題名を考えると、この映画の深い意味も、わかり得る
しかし監督が、作品を、自分の子供達に捧げたというエンドロールだが、どうだろ・・・
子供達に、戦争を抱え、退廃に向かう世界を、深く考えてほしいという意味なのだろうか
斜めにモノを見ているかもしれないが、監督の違う狙いを感じて、気持ち良くなかった
役者もいい、作品も力ある、飽きない、考えさせる
これだけ、素晴らしい星印を、いっぱい付ける事ができるのに、
michiは、もう一度観たいとは、あまり思えない作品だった
・・・ 不思議だけど ・・・

in the audience 客席にて | 23:33 | comments(2) | trackbacks(0)

女性の美しさは  筋肉にあり
ballet

ふと昨日、バレエを観たくなり、「 ニューヨークシティバレエ 」の、本日のチケットを購入
今日、劇場に行って、席を確認したら、何と、前から5番目の、ド真ん中だった
直前の購入なのに、いやギリギリだからこそ、関係者用のいいシートが手に入ったらしい

ニューヨークを代表する、「 ニューヨークシティバレエ 」
今までは、席が後方だったため、気づかなかったが、近くで見ると、
華奢なバレリーナというより、ガッシリしたバレリーナ達が目立つ
中には、胸筋が発達し、男性張りの体型の、プリマも ・・・
バレエのレッスン以外にも、筋肉トレーニングでも、しているかのよう・・
現代社会の女性も変わるように、バレリーナ達も、少しずつ、変貌しているのか
鍛えられた筋肉は、美しい ・・・ って、ことかなあ ・・・

ballet2
Photo © Paul Kolnik

in the audience 客席にて | 14:48 | comments(2) | trackbacks(0)