2007.12.31 Monday
古典のオペラ座 現代のオペラ座
パリには、オペラ座が、二つある
1989年に誕生したモダンなバスチーユの劇場と、
1875年に完成した古典的なガルニエ
新しいバスチーユで、バレエ「くるみ割り人形」と、
オペラ「タンホイザー」
重厚なガルニエで、バレエ「パキータ」を、観た
「オペラ座の怪人」を連想させるガルニエの劇場は、
重厚なガルニエで、バレエ「パキータ」を、観た
「オペラ座の怪人」を連想させるガルニエの劇場は、
全てがホゥっと溜息が出る壮麗さ
演目のバレエも古典的で、
演目のバレエも古典的で、
観劇する自分自身も中世婦人になったと錯覚(?)さえ出来る
現代的なバスチーユで観た「タンホイザー」は、
現代的なバスチーユで観た「タンホイザー」は、
モダンな演出、舞台セットも抽象簡素
本来のストーリーでは「吟遊詩人」のタン・ホイザーが、
本来のストーリーでは「吟遊詩人」のタン・ホイザーが、
現代の画家に変えられた演出
最終シーンで、有名な絵画が、
最終シーンで、有名な絵画が、
目が覚めるように、壁一面に羅列されるまで、
真っ白な壁の前には、ほとんど、イーゼルが並べられているだけ
隣に座ったフランス人が
真っ白な壁の前には、ほとんど、イーゼルが並べられているだけ
隣に座ったフランス人が
「不運なことに、今日は超モダンな演出」と嘆いていたけれど
その分、歌手の素晴らしさが際立っていたし、
その分、歌手の素晴らしさが際立っていたし、
アンコールでは、観客は総立ちで賞賛
こうやって、古いものと新しいものが、
こうやって、古いものと新しいものが、
しっかりと混在しているところが、「パリ」!
・・・ しかし ・・・
私は、いいものとはわかっていながら、
ぐっすりと、気持ち良く、お休みしてしまいました!
・・・ しかし ・・・
私は、いいものとはわかっていながら、
ぐっすりと、気持ち良く、お休みしてしまいました!