生命力
karuizawa

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やっぱり、モミジは、いい
正に、ニッポンの秋

紅葉を探し求めて、新幹線でたった1時間の軽井沢に行く
タリアセンという公園にいる、鯉の軍団
白鳥に餌を与えようとすると、鯉が、餌を奪い合う
集団になって、おちょこのように、水面で、口をプカプカ開く
その躊躇ない生命力は、「生きる」凄み

紅葉も、鯉も、白鳥も、「生きる」ことに、真っ直ぐ

karuizawa

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新・東京物語 | 10:55 | comments(0) | trackbacks(0)

映画の端で揺れる グリーンのカーテン
chorus line

ドキュメンタリー映画「ブロードウェイ ブロードウェイ」を観た
原題は、「 EVERY LITTLE STEP 」
ブロードウェイミュージカル「コーラスライン」
そのキャストを選ぶオーディションの、しのぎを削る過程を、追う

NYで1975年に始まったミュージカル「コーラスライン」
1990年に幕を閉じたが、16年後のの2006年に再演され、
そして、今年の夏まで、ファンを沸かせた
その2006年の再演に向けての、オーディション風景だ

作りとしては、ドキュメンタリーゆえ、
ブロードウェイの舞台や、映画作品に比べ、地味かもしれない
また、「コーラスライン」を熟知していない観客がいるとしたら
キャストのキャラクターが説明されていず、少し理解しにくい
何と、日本が世界初公開で、アメリカではこれから公開だと言う
しかし、わかりやすさが大好きなアメリカ人にとって、
特に「コーラスライン」に触れたことのないNY以外の人にとっては
この作品が、果たしてヒットするかどうかは、難しいかもしれない

・・・ でも ・・・
私個人にとっては、感動で、嗚咽だった
そういう観客が、あちらこちらにいるのだろうか
冒頭から、すすり泣き、忍び泣きの声が聞こえて来た

85年の映画版を何度も観て、コーラスラインに憧れ続けた私は、
06年のミュージカル再演を心待ちにし、
プレヴューが始まると、獲得しにくいチケットをとって劇場に走った
( 06.9.21のブログ 「コーラスラインはかわらない」より )
そして、この夏も、NYを離れる前に、もう一度劇場に足を運んだ
実は、2年前の「コーラスライン」観劇の翌朝、
愛犬が天に召されたという、極めて私的な思いもあり
2度目に観た「コーラスライン」は、何もかも、全てが胸に迫った
その上での、今回のドキュメンタリー映画だ
あの舞台で、生き生きと演じていた、顔なじみの役者達が、
オーディションでは、沢山の応募者の中、ワナワナと、震えていた

更に、個人的には、もうひとつ
ドキュメンタリーの、ほとんどのロケ場所となるのが、
オーディションが行われる「 Ripley Grier Studio 」
リハーサルが行われる部屋が、A,B,C..と、並んでいるスタジオだ
実は、昨年、オフ・ブロードウェイで上演した、
I and Me & You and I 」は、このスタジオと長く関わっている
06年3月のオーディション、そして4月のリーディング(朗読)
いよいよ07年11月の本番へ向けて、再びオーディション、
そして9月からのリハーサルでは、毎日通い続けた場所なのだ
( 06.3.16のブログ 「THAT'S the AUDITION !! )
( 06.4.16のブログ 「リーデイングフォトギャラリー
( 07.11.3のブログ 「ブロードウェイの稽古場 最終日 )
映画の端っこに見えるグリーンのカーテンの大きさや形状を見て、
あ、この部屋は、Dの部屋、これは、Hの部屋だと思い出される
そうだね ・・・ ちょうど、1年前 ・・・
正に、1年前に、このスタジオに毎日通い、稽古していたんだ
あのユラユラ揺れる、重いグリーンのカーテンは、
ブロードウェイ全ての役者の「アセ」やら「ナミダ」の色に見える

ブロードウェイのオーディションで、カメラを回すなんてことは
厳しく禁止され、なかなか許されることはない
その中を、何とか、ひとつのドキュメンタリー映画に作り上げたこと
奇をてらうことなく、撮影し続けたこと
地道な作りであるからこそ、この映画は、感極まる
出来るなら、ニューヨークのブロードウェイへ飛んで
もう終演したミュージカル「コーラスライン」を、観たくなった
それぐらい、この映画は、私にとって、秀逸の作品だった

in the audience 客席にて | 09:43 | comments(0) | trackbacks(0)

Billy Elliot 「 リトル・ダンサー 」
billy

ちょうど3年前の10月、ニューヨークからロンドンへ旅した
その時観たミュージカルが、「 BILLY ELLIOT 」
原作は映画で、日本の題名は「 リトル・ダンサー 」
もちろん、映画は感動したけれど、ミュージカルは期待していなかった
・・・ しかし ・・・
カーテンコールで、私は涙が止まらない程、心揺さぶられたのだ
その後、NYに戻り、回りの人に、その感動を伝え、
いったい、いつ、NYのブロードウェイに、
「 BILLY ELLIOT 」 がやってくるんだろうと、心待ちにした

ニューヨークのアパートは、
歩いてすぐの所に、ブロードウェイの劇場街があったから、
5年近くの間、本当に沢山の作品を観劇することが出来た
だから、いつもいつも、みんなに、質問される
「 観た中で、どのミュージカルが、一番だった? 」
その度に、ぐっと、答えに詰まる
なぜなら、私の「 一番 」は、
ロンドン、ウェストエンドで観た「 BILLY ELLIOT 」だから

子供が主役とは言え、大人達の葛藤も生活も描かれ
ミュージカルとしての、夢も見させてくれる
完璧ではない人々の、汗臭い優しさでいっぱいだった
カーテンコールで、溢れる涙に、自分でも驚いた
許されるなら、次の日も、観たかった
主役の男の子達はトリプルキャストで、その全てを観たかった
ロンドンの人が、羨ましかったよ

そして、今、
ブロードウェイでは、「 BILLY ELLIOT 」が、始まった
あ〜・・・ 悔しいなあ・・・
きっと、NYに住んでいたら、毎週のように通ったことだろう
2ヶ月早く、オープンしてくれていたらなあ・・・

ニューヨークにお住まいの皆様
どうぞ、絶対に、「 BILLY ELLIOT 」 は、お見逃しなく!

billy

in the audience 客席にて | 11:24 | comments(0) | trackbacks(0)

ほんの少し早いけど
colored leaves

colored leaves

2時間程、車で郊外に出て、紅葉を楽しむ
色づきは、ほんの少し早い
・・・ そう言えば ・・・
ニューヨークから、カナダへ、紅葉狩りに行ったことがある
愛犬ジェシカも、車に乗っての小旅行
カナダ、ローレンシャン高原の紅葉は、壮大で美しかった
でも、錦織りなす細やかさは、しみじみと、日本が一番

colored leaves

colored leaves

下の写真は
04年の秋、カナダ紅葉狩りへの道中、ジェシカちゃんの休憩

colored leaves

新・東京物語 | 09:37 | comments(0) | trackbacks(0)

ジャニーズ  ホストクラブ  外人
shibuya

渋谷区役所は、水曜日は、夜まで開いているというので
戸籍抄本を取りに、久しぶりに、夜の渋谷を歩いた

渋谷駅前 大スクランブル交差点
ドキドキドキ
上手に、向こう側まで、渡れるだろうか
つまらないことに、気を揉む

足早に交差点を歩く集団は、とてつもなく、皆、若くて、
上から下まで、「おしゃれ」に決めている
女の子の睫毛は、信じられないほど長い
男の子達は、みんな、みんな、みんな、髪の毛逆立て、ジャニーズ風
うん? ・・・ でも、今時のホストクラブ風にも、見えるかな
・・・ なぁんてネ ・・・
ホストクラブに、足を踏み入れたことは、未だかつて、ないけれど

外人グループが、ポカンと口を開けて、イルミネーションを見上げる
その姿を見つけて、何だか知らないけど、ホッと安心した
夜の渋谷は、私にとっても、「 異国 」

新・東京物語 | 09:39 | comments(0) | trackbacks(0)

ビデオの山に 溺れる
video

毎日、相も変わらず、荷物の整理中
同じように、駐在のNYから帰任した方の中には、未だ、
「 まだ60個も、開かずのダンボールがあるのよ!すごいでしょ! 」
と、なぜか、誇らしげに興奮しながら言う人もあった
そこまでは、ひどくないかな・・・とも安心するけれど、
良く考えたら、60個も置いておける部屋など、我が家にはない!

そして、発見した
ひどく場所をとるのが、膨大なビデオ群だということ!
いつか、DVDにでもダビングしようと思い続け、溜まりに溜っている
その数、大きな衣装ケースに、3箱、満杯!
まあ、400本ぐらいかしらん ・・・ 多すぎる!!
エ〜イ!! ぜーんぶ! 捨ててしまえ〜〜〜! 
なんて、切れ気味になってみたものの
1本1本、当時の私が、一生懸命取り組んだ、番組や作品だもの
やっぱ、捨てられないよね

・・・ よ〜し! ・・・
今しかない!!! 今が、チャンス!
一念発起して、ダビングに取り組むことにした

・・・ しか〜し! ・・・
テレビに出始めの初期の頃は、テープは、ベータカム
トランクルームに預けていたベータのデッキを取り出し
動かしてみたら、ヒュンと変な音をたてて、反応しなくなった
・・・ 仕方ないよね ・・・
あちこち調べて、中古のベータカムデッキを、購入する
一方、VHSもダビングを始める
あや! こちらも、1本ダビングした後、すぐに壊れてしまった!
ギャ〜ン ・・・ 仕方ない、ダビングできるデッキも、購入
もう、この段階で、勢い込んでいた出鼻は、くじかれ気味

テープのトラッキングを、いくら合わせても、
ガサガサ、ビュービューと見えにくい、古い古いビデオの映像達

でもね
生まれて始めて出演した、早朝の「FNNニュース」
その映像は、時事ニュースも、間に流れるCMも、お宝の内容
ニュースを読む私の、緊張して仏頂面になったブス顔も、いとおしい
「 なるほど・ザ・ワールド 」にいたっては、
こんなところ、行ったっけ? と、つい見入ってしまい、
問題出す自分の問いかけに、答えもすっかり忘れていて、
「なんだろう?」と、片付けの手を止め、考える始末
ドラマにいたっては、ストーリーの展開を興味深く追ってしまう

あ〜あ、こんなことやってるから、片付け、進まないんだ

でも
今年中には、このビデオ君達、すっきりと
DVDにしてみせよう!
そして、おばあちゃんになった時、
一人で、こっそり、鑑賞会としましょうか
私にとっては、世界で一番笑える作品群になることは、間違いない

新・東京物語 | 11:55 | comments(1) | trackbacks(0)

女子アナの、自慢話
ana

久しぶりに、元+現フジテレビ女子アナの、仲の良い皆で集まった
名目は、私の「 NYからの帰朝報告会 」!
・・・なぁんて、大層な名前はついていたけれど、
ただただ、久しぶりに、皆、集まりたかったんだ!

今回は、15人も集合したから、一人一人ゆっくり話せなかったけれど
でも、やっぱり楽しい・・気心許せる・・ホッとするよ!
・・・ フフフ ・・・

しかも、いつも思うこと
この集まりって、どういうわけか、いい話を、自慢しない
どちらかと言うと、楽しいおかしい「 悲劇自慢 」
今回は、「 物忘れ 」自慢が、始まった!
私も、セリフが、スコッと飛んでしまったことを告白
今度は、誰かが、シャンプーの時、リンスを洗い流したかどうか
忘れて、困ってしまう話をし出したら、
私も!私も!と、みんな、キャッキャと手を叩いた
これじゃ、司会しながら、ド忘れなんて、仕方ない
現役の女子アナも、フリーアナウンサーも多くいたけれど
皆、しどろもどろに物忘れしながらも、
冷や汗かきながら、必死に取り繕って笑い、奮闘してるのかな
・・・ クックック! ・・・
その姿を想像すると、何だか、楽しくて嬉しくて、仕方なくなる

ま、「女子」アナは、とっくの昔に、「女子」ではないってこと!

Friends | 20:17 | comments(0) | trackbacks(0)

YOKO と POTAN と 極道の妻
emi

毎日、ダンボールと格闘している中、何日かぶりに、外へ出た
NYオフ・ブロードウェイ公演「 I and Me & You and I 」 の相手役
池端えみちゃんが、NYから一時帰国したからだ
えみちゃんとは、7月、共通の友人の結婚式で、一緒に写真に納まり
一言二言、話して以来だから、3ヶ月ぶりだね
私の帰国直前に会おうとしながら、結局時間が合わなかった
思えば、去年の今頃は、毎日、舞台の稽古で会っていたのだから
ホーント! 久しぶりの、YOKO と POTANだ!
オフ・ブロードウェイという、あの過激な修羅場を生き抜き、
心底、わかりあえる、同士でもある

えみちゃんは、UNIQLOのCMで、アメリカでも日本でも登場し
また、映画のオーディションも、がんばっているとのこと
嬉しい、ニューヨーク報告だよ!

ふと思い出し、えみちゃんが送ってくれた写真を、取り出してみた
結婚式のブライドメイドで、美しく微笑む、えみちゃんの隣で、
私は、それこそ、25年ぶりの、振り袖姿
アメリカ人が多数を占める結婚式、花嫁の要望もあり、
思い切って、生まれて初めて、自分で振り袖を着付けてみたんだ
自分でも、随分な、「チャレンジャー」だと思ったけれど・・・
・・・ う〜ん ・・・
ちょいと「極道の妻」が、派手に若作りした感じかな〜 
へへ!
でも、こういう、「ナンデモアリ!」が、アメリカ!
「自由で、おおらか、いいかげん」、アメリカ!
ビバ! アメリカ!

えみちゃん、POTANの次の嬉しい報告
極道姿のYOKOは、楽しみに待っているよ!

emi

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