タップダンスと、笑いのショー「
TAP DO 」を観る
実は、このユニットの主宰者で、演出もするポケ氏も、
タップダンスで舞台を引っ張る、ポケ氏の奥様のマキさんも、
私とは、旧知の間柄、タップ教室の、仲間なのだ
若手(当時)のタップでは「一番」だと、言われている、
タップダンサーの本間憲一さんが、
口コミだけで集まるタップダンスの教室を開いていた
その教室に、途中で入って来たのが、ポケちゃん
先生の憲一君の代行でタップを教えてくれたのが、マキちゃんだ
その教室には、お医者様や、主婦もいたけれど、
ほとんどが、ミュージカルの常連などの、俳優が多かった
中には、その後単身NYに渡り、オフ・ブロードウェイの、
「STOMP」のメンバーに選ばれ、今も出演し続けている、
宮本やこちゃんも、この教室で、タップを覚えた
でも、プロが多く集まる教室なのに、
所謂、ギラギラピリピリした、嫌味な野心の空気はなく、
実に「和気あいあい」で、楽しかった
それは、ひとえに、憲一君や、マキちゃんの優しい人柄のせい
そんな教室に、途中から加わったポケちゃんは、
不器用だったけど、黙々と練習を重ね、みるみる上達し、
そして、時々、ボソリとおかしなことを言って、笑わせていた
そんなマキちゃんと、ポケちゃんが、結婚した
いつの間に、そんな仲になったのか、みんな、驚いた
文字通りの、「ノミの夫婦」
結婚式に配られた記念写真は、スラリと背の高いマキちゃんの隣で、
台の上に載って背を高くしたポケちゃんの、神妙な顔がおもしろく、
出席者は、みんな、アハハハハ!と、幸せな気持ちになった
私が、ニューヨークに行き、日本を留守にしている間に、
二人は、「 TAP DO 」というユニットを作り、
何回も、公演を重ねていた
この夏には、エジンバラのフリンジフェスティバルにも参加した
始めて観る、「 TAP DO 」
とても楽しみに、でも、ドキドキした
でも、二人の人柄そのままの、優しくて温かくて、おかしい舞台!
このショーを、世界中に持って行こうと、二人は考えている
まだまだ、荒削りだけれど、いつか、大きな舞台が待っているね
何と言っても、観た人は、ほっこり優しい気持ちになれるもの
どうぞ、皆様、「
TAP DO 」の名前を、覚えておいてくださいね
ポケちゃん、マキちゃん、ガンバ!