クリスマスツリー  ジェシカ
tree

日本のアパートでも、ロビーに、クリスマスツリーが飾られた

ツリーを見ると、どうしようもなく、ニューヨークが懐かしい
プルっと冷えた空気、回転ドアを通って中に入ると、
天国のように暖かいロビーと、眩いばかりのクリスマスツリー
愛犬ジェシカは、ツリーの下に置かれたクリスマスプレゼントを
ひとつひとつ、尻尾を振りながら、クンクンと、確かめていたね
「 ジェシカ! 」と呼ぶと、
慌ててお座りし、緊張した面持ちで、カメラに向かった

金融不安で、マンハッタンのクリスマスは、変わったのかな
でも、ニューヨーカーのことだから、今頃、街中、元気になろうと
イルミネーションが、キラキラ、ドキドキ、輝いているんだろうな

tree

時々 愛犬の思い出 | 09:52 | comments(0) | trackbacks(0)

日本に帰って来た 歌舞伎 法界坊
kabuki

浅草寺の小屋で上演されている、平成中村座「法界坊」を観た
この作品は、昨年の7月に、ニューヨークでも、演じられた
もちろん、私もリンカーンセンターに、足を運んでいる
( 07.7.23のブログ歌舞伎 法界坊 千秋楽 」より 

「 どうだった? 」
楽屋を訪れると、勘三郎さんは、いつものように、尋ねてくれた
歌舞伎の大役者が、少年のように、少し不安気に、問うのだ
この、芝居に対する勘三郎さんの謙虚な姿勢は、
私の初舞台で、御一緒した20年前から、ずっと、変わらない
本当に、すごいこと!

「 ニューヨークも良かったけど、もっと、もっと、良かったよ! 」
私は、ちょっと興奮気味に、答え、
勘三郎さんは、ほっとしたように、にっこり汗を拭った

昨年、NYで観劇した時は、友人の俳優、Ericも一緒で、
( 07.9.19のブログ 「 アメリカ人俳優 Eric Thal 」より 
アメリカ人に、歌舞伎がわかってもらえるのかと、気になり、
同じ日本人という身内の気持ちで、実は、ハラハラしていた
だから、今回は、思う存分のめり込み、楽しめたこともある
また、舞台自身、役者陣も、演出も、一層、研ぎすまされていた
NY公演というのは、信じられないような困難が多くある
そのハードルを超えたことも、影響しているのかもしれないね
あらためて観ると、とにかく「 新しい 」のだ
テンポと間、緩急、オチャラケ、格式、歴史、軽妙、様式美
全てが、集約されて、「今」の演劇なのだ

最早、大御所の中村勘三郎さんは、
しかしながら、大御所には、なりきらない
・・・ すごいなあ ・・・

in the audience 客席にて | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0)

神宮外苑 絵画館前
kaigakan

・・・ 5年、・・・いや、6年ぶりだ ・・・  
銀杏並木

kaigakan

新・東京物語 | 09:51 | comments(0) | trackbacks(0)

TOKYOの 富士山
fuji

最低気温が、6℃となった東京
零下のニューヨークに比べたら、まだまだ、なま暖かい
でも
キンと冷えた空気が澄み渡り、
都会のビル群の向こうには、富士山が見えた
・・・ ふほぉ〜 ・・・

fuji

Japanese Days | 11:27 | comments(5) | trackbacks(0)

若い 舞台
cocoon
「表裏源内蛙合戦」

showajima
「昭和島ウォーカー」の公式写真

3日間、続けて、3つの舞台を観劇した
渋谷の、シアターコクーン「表裏源内蛙合戦」
新大久保の、東京グローブ座「昭和島ウォーカー」
銀座の、みゆき館では、チェーホフの恋愛喜劇
コクーンも、グローブ座も、700人以上の客席数
一方、銀座みゆき館は、90人

・・・ そう ・・・
ニューヨークで、昨年上演された、
オフ・ブロードウェイの二人芝居「I and Me & You and I
その原作である日本語版の「私とわたしとあなたと私」は、
2002年、この「銀座みゆき館」で、初演された
・・・ ひゃ〜、こんなに、小さなチイサナ劇場だったんだ・・・
一方、ニューヨーク、マンハッタン、ヴィレッジに位置した劇場は
「45ブリーカーシアター」
この、オフ・ブロードウェイの劇場は、モダンで広々としていた
毎日演じた体に、その広さが染み付いていたのか、
こじんまりしたみゆき館に、あらためて驚き、感慨深い
・・ でも、この銀座の劇場が、「全て」の始まりだったんだね ・・

さて、シアターコクーンの「表裏源内蛙合戦」
70年代に上演された、井上ひさしさんの名作を、
蜷川幸雄さんが、新たに、壮大に演出している
すでに大御所のお二人だが、猥雑な作りは、敢えて青臭さを感じた
役者は、隅々に至るまで熱が溢れ、作品への意気込みが素晴らしい
でもね ・・・ 4時間半近い上演時間は、私には長過ぎた
役者もヘトヘトだけど、観劇も、体力勝負
しかし、この長さへの忍耐が、正に「合戦」なのかもしれない

東京グローブ座「昭和島ウォーカー」は、
井ノ原快彦クンが主演で、ヨーロッパ企画の上田誠さんが演出
井ノ原君は、ドラマのデビュー作品で、私が母親役をやり、
それからの、長い間柄だけれど、やはり母のような目で観劇
うん ・・・ イノッチ、がんばってる!! ・・ヨシ!
作品は、それこそ、若々しい勢いに溢れていた
上田さん自身が、まだ20代ということもあるだろう
テンポの良さ、セリフの落ちどころ、演劇的なもりあがり
芝居としての、ボケとツッコミが、いいさじ加減で入る
終わった後、すがすがしくなった

どんどん、日本の演劇も、新しい人達が、育っているんだね

in the audience 客席にて | 08:59 | comments(1) | trackbacks(1)

お馬の キッス
miura

三浦海岸で 乗馬
冬の一歩手前の海は、人気少なく、ヒンヤリした空気が気持ちいい
お馬は、冷たい水に濡れないよう、押し寄せる波を避けながら、
上手に、歩きやすい波打ち際スレスレを、なにげにギザギザと歩く
フフフ ・・・ 一生懸命考えているんだな・・・と、思うと、
抱きしめて、 ブチュっと、キスしたくなるよ!

でも、そんなことしたら、膨大な唾の洪水で、
顔中、ビチョビチョになっちゃうから、やめよておこうっと!

miura

乗馬 | 14:32 | comments(1) | trackbacks(0)

母 Kazukoさんの アート
kazukos art

母、Kazukoさんが住んでいるマンションでの作品展があった
Kazukoさんの描いたスケッチは、どれも細密で、優しいね

しかし私は、このKazukoさんの絵の才能に、実は、悩まされていた
幼い頃から、私が、絵を描く度に、「不器用ね!」と、いつも、
手を加えられ、最後まで、自分だけで描かせてもらえなかったのだ
だから、子供の私は、絵を描くのが、大嫌いになってしまった

でも、NYに渡り、Kazukoさんの目の届かない環境になった頃
ふと、絵を始めてみたくなり、マンハッタンの美術学校
「 ART STUDENT LEAGUE 」に通い、油絵を描くようになった
( 06.2.18のブログ 「 Art Student League 」より )

子供の絵の能力を伸ばせなかったことを、母Kazukoさんは後悔し
今でも、時々、「あの時は、悪かったわ」と、謝る
・・・でもね・・・
絵の才能は、天才的なKazukoさんには及ばないけれど、
絵を画きたいという思いは、Kazukoさんから受け継いだもの
私は、感謝していますよ、Kazukoさん

Kazukoさん、昨年は、愛犬のビギンの絵を画いた
06.11.10のブログ絵の中の母と娘 ビギンとジェシカ」より)
そして、今年は、ビギンが生んだ子、ジェシカ 
Kazukoさんが育てた、Kazukoさんの娘のジェシカを画いた
確かに大きく美しかったジェシカの瞳だけど、
実際より、一回りもふた回りも、大きな目になった絵の中のジェシカ
Kazukoさんの、ジェシカへの、いとおしさが、いっぱいの目だ

去年画いた「ビギン」、そして、今年の「ジェシカ」
これで、愛犬二匹、「ふたり」の肖像画が、揃いましたね

kazukos art

母 Kazukoさん | 09:24 | comments(2) | trackbacks(0)

あったかくて、おかしくて・・・タップダンス
tap do

タップダンスと、笑いのショー「 TAP DO 」を観る
実は、このユニットの主宰者で、演出もするポケ氏も、
タップダンスで舞台を引っ張る、ポケ氏の奥様のマキさんも、
私とは、旧知の間柄、タップ教室の、仲間なのだ

若手(当時)のタップでは「一番」だと、言われている、
タップダンサーの本間憲一さんが、
口コミだけで集まるタップダンスの教室を開いていた
その教室に、途中で入って来たのが、ポケちゃん
先生の憲一君の代行でタップを教えてくれたのが、マキちゃんだ
その教室には、お医者様や、主婦もいたけれど、
ほとんどが、ミュージカルの常連などの、俳優が多かった
中には、その後単身NYに渡り、オフ・ブロードウェイの、
「STOMP」のメンバーに選ばれ、今も出演し続けている、
宮本やこちゃんも、この教室で、タップを覚えた
でも、プロが多く集まる教室なのに、
所謂、ギラギラピリピリした、嫌味な野心の空気はなく、
実に「和気あいあい」で、楽しかった
それは、ひとえに、憲一君や、マキちゃんの優しい人柄のせい
そんな教室に、途中から加わったポケちゃんは、
不器用だったけど、黙々と練習を重ね、みるみる上達し、
そして、時々、ボソリとおかしなことを言って、笑わせていた

そんなマキちゃんと、ポケちゃんが、結婚した
いつの間に、そんな仲になったのか、みんな、驚いた
文字通りの、「ノミの夫婦」
結婚式に配られた記念写真は、スラリと背の高いマキちゃんの隣で、
台の上に載って背を高くしたポケちゃんの、神妙な顔がおもしろく、
出席者は、みんな、アハハハハ!と、幸せな気持ちになった

私が、ニューヨークに行き、日本を留守にしている間に、
二人は、「 TAP DO 」というユニットを作り、
何回も、公演を重ねていた
この夏には、エジンバラのフリンジフェスティバルにも参加した

始めて観る、「 TAP DO 」
とても楽しみに、でも、ドキドキした
でも、二人の人柄そのままの、優しくて温かくて、おかしい舞台!
このショーを、世界中に持って行こうと、二人は考えている
まだまだ、荒削りだけれど、いつか、大きな舞台が待っているね
何と言っても、観た人は、ほっこり優しい気持ちになれるもの

どうぞ、皆様、「 TAP DO 」の名前を、覚えておいてくださいね
ポケちゃん、マキちゃん、ガンバ!

in the audience 客席にて | 10:00 | comments(1) | trackbacks(0)

再開の日
riding

今日は、二つのことを、再開!

ニューヨークで始めたばかりの「 乗馬 」
モノにならず、やめようとも思ったけれど、
でも、思い切って、都心の乗馬倶楽部の体験コースに行った
今まで習ったのは、何だったの?という位、うまくいかないけれど、
でも、やっぱり、お馬は、かわいい
習うことは、新鮮!
何と言っても、日本の先生は、親切丁寧
やっぱり、もう一度、始めて見るかな・・・horse riding

そして、もうひとつは、「 運転 」
NYでは、車の運転をしなかったから、5年ぶり
いや、正確に言えば、NYで、運転免許証をとったから、
その運転免許試験以来、始めて、Driving
( 04年のNY便り NYにて「運転免許をとる」の巻
( 05年のNY便り NYにて「運転免許をとるの巻」の、その後 )
東京に来てから、マンハッタンと同じように
地下鉄とバスばかり利用していたけれど、
こわごわ、思い切って、運転席に座り、ハンドルをとった
緊張したけれど、5年ぶりなのに、急に、フワっと解放される
右車線のアメリカで、下手に運転して癖が付かなかったからかな
意外に、身も、心も、スムース
あぁ
紅葉しかけた東京の街が、ゆっくりと、車外を走って行くよ
ポプラ ・・・ けやき ・・・ いちょう ・・・プラタナス
TOKYO って、こんなに街路樹が多い、美しい街だったんだ・・

馬で走るのも、
車で走るのも、
ホント、気持ちがいいなぁ・・・
・・・ 今日は、そんな日 ・・・

horse

乗馬 | 21:16 | comments(2) | trackbacks(0)

八角形の、幸運カップ
painting

八角形のモノは、幸運をもたらすとか・・・

さて、この八角形のカップ、私が、絵を画いてみた
「 絵付け教室 」に紛れ込み、生まれて始めての挑戦!
油絵とは違い、細やかな筆さばきは、う〜ん、難しいね

この後、釜で焼いてもらうと、色合いが、微妙に変わるという
さてさて、出来上がりは、如何に・・・
出来上がったら、また、ご紹介します!

ART & Exhibition | 11:35 | comments(0) | trackbacks(0)