きららとららるの 「 発表会 」

夏の夜の夢 」を、観た
シェイクスピアの、この作品は、繰り返し観ているから
もう、何回目だろう

主催は、「 高校生の為の芝居塾+風雲かぼちゃの馬車 」
演劇が行われたのは、神奈川県立青少年センター
電車に乗って、横浜の桜木町まで行った
と言うのも、知り合いの、高校生姉妹が出演したからだ
二人芝居「 私とわたしとあなたと私 」のサポーターしのぶさんの
お嬢さん二人、高校3年生と2年生の、
「 きらら 」ちゃんと、「 ららる 」ちゃんの舞台だ

20年以上前、しのぶさんは、
私のスタッフとして働いていたこともあるから
その後生まれた姉妹を、私は、よちよち歩きの頃から知っている

2年前、しのぶさんは、はるかニューヨークまで
オフ・ブロードウェイ公演「 I and Me & You and I 」を、
観に来てくれていた
その時、きららちゃん、ららるちゃんからのカードを受け取った
ピンク色の、元気一杯「がんばれ!」と跳ねる丸文字に、涙溢れた
2003年の「 私とわたしとあなたと私 」の裏方を、
小学生なのに、二人とも、一生懸命手伝ってくれていたから
ニューヨーク公演の成功は、彼女達にとっても悲願だった

だから私は、感謝の意味も込めて
きららとららるの発表会を見守る気持ちで、横浜に向かった

仰天した
小さな劇場で、20代の劇団員に支えられながら、
高校生達が思いっきり走り回り、若いエネルギーが噴出する
演出の力もあるだろうが、素直な芝居が、大いに笑えるのだ
「 発表会 」なんて域は、とっくに超えている
もしかしたら、シェイクスピアの芝居も、こういうふうに、
文句なく楽しく、若い「夏の夜の夢」だったのかもしれない

何度も電車を乗り換えながらの帰り道、
すがすがしい気持ちになった
観に行って、良かった!
プロだろうと、アマチュアだろうと
素敵な芝居を観た日は、気分がいい

きららちゃん、ららるちゃん、お疲れさまでした!

kirara

in the audience 客席にて | 11:34 | comments(3) | trackbacks(0)

劇場に入った瞬間、舞台は始まる
blood brothers

日比谷のシアタークリエで、
ミュージカル「ブラッドブラザーズ」を観た

シアタークリエは、かつて、芸術座があった所だ
芸術座は、過去、2回出演したことがある
それぞれ、2ヶ月公演だったから、
毎日、毎日、朝から晩まで楽屋暮らしの2ヶ月で、感慨深い

シアタークリエは、ピカピカの新しい小屋だけど、
600席余りのこじんまりとした空間は
心地の良い、芸術座に似ていた
観客は、中年以降の女性が多い
やっぱり、日本の文化は、女性が支えているのかな
親切にも、膝掛けのブランケットを貸し出してくれる
こういうサービスも、文化の為には、必要だね

ミュージカル公演後、この日は、トークショーも開催された
主演の武田真治さんや岡田浩暉さんの話も、自然で感じがいい
作品の中で、狂言回し的な存在で精彩を放った下村尊則さんが
トークショーでも司会をして、うまい
作品の中味だけではなく、このイベントも
帰り道、観客を、さわやかな気分にさせる

「 舞台 」というのは
まさに、「 劇場に入ってから、出るまで 」なのだ
ブランケットを膝に掛け、トークショーで大笑いした観客の私は
そう、あらためて、確信した

in the audience 客席にて | 13:15 | comments(0) | trackbacks(0)

85歳の スイマー
mama

5月に転んで、背骨の圧迫骨折をした、母Kazukoさん
ようやく、リハビリも終わり、痛みも治まった
背骨が少し飛び出て、シルバーカーを押して歩く姿は弱々しいが
プールの中では、華麗なスイマー
25メートルの広いプールを、何度も往復した

27日は、Kazukoさんの85歳の誕生日
おめでとう!

mama

母 Kazukoさん | 23:24 | comments(5) | trackbacks(0)

とんぼ
dragonfly

いくらカメラを近づけても、飛び立とうとしないトンボ
しばらく、色々、話しかけてしまった
私の声を聞く度に、大きな目が、キョロキョロ動いた

・・・暑いねえ・・・
でも、もう秋が、近づいているみたいだよ
それにしても、君は、立派な羽根を持ってるね
透き通って、真っ直ぐで、きれいだ
・・・ホント・・・暑い・・・
でも、ちょっと、涼しくなったよ
おしゃべり、聞いてくれて、アリガト
じゃあね、バイバイ

新・東京物語 | 09:18 | comments(0) | trackbacks(0)

イトーカンパニー20周年 温かさの伝染
party

所属事務所「イトーカンパニー」の創立20周年
パーティの司会を、担当した
六本木のライブハウス、スイートベイジルを借り切ってのパーティだ
テレビ、映画、舞台、出版、あらゆる業界のプロデューサー達が
広い会場を、ワンサカ埋め尽くす

イトーカンパニーは、スタッフもキャストも、全員、温かく、仲がいい
それは、社長の伊藤久美子さんの人柄が伝染しているからなのだろう
芸能界に良く見られる、バリバリコテコテ、
気が強そうな女性マネージャーではなく、
ちょっと山の手の奥様が、
さりげなくふんわり仕事をしている感じなのだ
でも、ふんわり見えるだけで、その実は、がむしゃらだろうけどね
20年前、たった一人で立ち上げた事務所が、
今や、パーティ会場を、業界の大物達で埋め尽くす程、
立派に成長させたのだから、その努力は並大抵ではないと思う

伊藤社長のふんわり温かさは、伝染する
そう思えるエピソードを、蒼井優ちゃんが教えてくれた
10代の頃、優ちゃんが仕事を続けて行くことに悩んでいた時、
先輩の、ともさかりえちゃんから手紙を受け取ったのだと言う
その手紙をもらったことで、女優を続けて行こうと決意出来た
そして今、自分も年上になり、りえちゃんのように、
事務所の後輩達に何かをしてあげられたらと思っているのだと

なかなか帰らなかったお客様を見送った後、皆で打ち上げ
お顔を半分隠した恥ずかしがり屋の社長と記念写真
(真ん中が、伊藤社長 左端は、所属俳優の岡本光太郎)
この温かい事務所で、私もがんばろう!と思った一日でした!


新・東京物語 | 13:14 | comments(3) | trackbacks(0)

おつかれさま!
reading

ピースリーディング「遠くの戦争」
2日目千秋楽、終演後、楽屋に戻り、
最高齢の大塚道子さんを囲むかのように、
演出の渡辺えりさんや女性出演者が集まって
記念撮影!
おつかれさま!
・・・ほっとした・・・

新・東京物語 | 09:12 | comments(2) | trackbacks(0)

平和に向けての、平和ではなかった一日目
reading

ピースリーディング「遠くの戦争」の一日目が終わった
開場時間ギリギリまで稽古をして、完璧ではなかったけれど、
みな、必死で、本番に臨んだ
見に来ていた友人の女優が、実質の稽古時間を知り、
「 いやぁ〜、やっぱり、さすがだぁ 」
と、唸った
確かに、これだけのプロが揃っているから、出来るのだね

それにしても、疲れた
舞台だけで、疲れたのではない
実は、この日、ちょっとしたハプニングがあったからだ

稽古開始に間に合うため、余裕を持って、劇場の新宿に着いた
しかし、そこで、オヤヤ?と気付いた
友人に渡すチケットが、バッグに入っていない
あ! 家に置いて来てしまったんだ!
忘れないようにと、ちゃんと玄関に用意していたチケット
あ〜、どうしよう!
あのチケットは、どうしても必要なのに・・・
人数が増えたため、いったん本部に返還し、
あらためて違うチケットに交換してもらうことになっていた

新宿駅の改札で、立ち止まり、オロオロとする私
とにかく、時計を見て、頭を巡らした
電車なら、家に戻り、往復しても、稽古開始には間に合うかも
よ〜し!
衣装や靴や化粧品の入った重い荷物のカートをひっぱり、
降りたばかりの地下鉄へ飛び乗り、乗り継ぎの駅で延々と歩き、
乗り換え、家に付き、チケットをとって、やっと戻った
この往復、だいたい1時間程
急ぎ足と、焦りと、重さと、暑さで、体中がびっしょりになった
タクシーに乗りたかったけれど、車じゃ間に合わない

楽屋に、ギリギリセーフで入った時は、体中から冷や汗が出た
メールで事の次第を伝えていた実行委員の円城寺あやに謝ると
「 驚かなかったよ。だって、みっちゃんだもん。 」
と、ケラケラ、笑った

まあ、こんなドジな話、いつものことで、
自分でも慣れてはいるのだけれど
やっぱり、炎天下の地下鉄往復荷物運搬作業は、ちと辛いね

さあ、今日は二日目、もう、千秋楽
忘れ物しないように・・・と!

新・東京物語 | 09:55 | comments(0) | trackbacks(0)

本番前日 顔合わせ リハーサル
hisen

明日本番の、ピースリーディング「遠くの戦争」
顔合わせとリハーサルが、行われた

とにかく色んなメンバーが集まっている
新劇、小劇場、ミュージカル、映像の世界
あらゆるジャンルの、あらゆる色の役者が揃っていることが
おもしろい
恐らく、思想的にも、
どっぷりと、パレスチナ問題に取り組んでいる人、
何もわからず、ノンポリの人、様々だ
でも、「戦争はノー!」という意識は、皆、変わらない

いわゆる、この「ごった煮」の付け焼き刃集団に
渡辺えりさんは、サクサクと丁寧に、演出をつけて行かれた

さて、もう明日は本番
どんな舞台になるのやら
出演する私も、観客のように、楽しみ

新・東京物語 | 23:58 | comments(2) | trackbacks(0)

酷暑の東京から 北の国へ


工事現場を通りかかったら、人がしゃがみ込んでいる
どうしたのかと足を止めたら、作業員が蛇口の下に頭を入れ
流しっぱなしの水で、じっと、シャワーを浴びていた
その気持ち、とっても、良くわかる
それぐらい、今日は、暑かった

先週末、暑さに耐えられず、北海道の釧路に飛んだ
釧路は、真夏日が、今年は、まだ2日しかない

牡蠣ラーメンも、花咲カニも、おいしかった
乗馬クラブの馬も、見守る犬もネコも、愛らしかった
海辺を走ったら、カモメが、一斉に飛び立った
北海道独自の、ばんえい競馬の訓練をする、おじさんと馬がいた
大きな昆布を肩にかついで運び、乾かすおばさんがいた
涼しかった
・・・ほっとした・・・

さ、これで、東京の夏、耐え抜ける










新・東京物語 | 20:18 | comments(1) | trackbacks(0)

ピースリーディング 遠くの戦争
hisen

お知らせです
今月、17日(月)18日(火)に朗読会に出演します
「 遠くの戦争 日本のお母さんへ 」
「 非戦 」を選ぶことに、賛同する演劇人が集まります!

・・・ と、言っても ・・・
実は、まだ台本も受け取っていない為、
どのような部分を、私が朗読するのかはわかっていないのですが、
参加させていただくことに、大きな意味があるかもしれません

どうぞどうぞ、皆様も、ぜひ、会場にいらしてください!
・・・ しかし ・・・
実は、なかなか、チケットの確保が難しそうなのです
下記に、チラシの一部を掲載しましたが、
ご覧のように、森光子さんを初めとして、豪華な出演者達
演出は、渡辺えりさん
御興味がある方は、急いで、直接、ぴあにお問い合わせください!
このブログでも、前日の稽古の様子や、
本番についても、お知らせしてまいりますね

では、当日、会場で、お待ちしています!

入場料金 1500円
チケットぴあ 0570−02−9999
問い合わせ 青年劇場 03−3352−6922


hisen

新・東京物語 | 09:31 | comments(0) | trackbacks(0)