ホント、あなたは KING
michael
公式HPより

マイケル・ジャクソンの「 THIS IS IT 」を観た

涙が、次から次へと溢れて、止まらない
それは、マイケルが亡くなったというセンチメンタルではない
最高の歌、ダンス、エンターテインメントへの、純粋な感動だ

誰が、マイケルのこと、病気だって言ったの?
精神に異常があるとか、整形フリークだとか、
そんなことが、全て吹っ飛んでしまうほどの、最高のショーなのだ
オーディションを勝ち抜いて世界中から選ばれたダンサー達
彼らの、卓越したダンスには舌を巻くが、
そのダンサー達をも凌駕する、切れと余裕の、マイケルのダンス
これが本番だったら、どうなっていたのだろうと、誰もが想像し、
そして、地団駄踏んで、悔しく思う

マイケルの強いリーダーシップにも驚かされる
舞台の隅々まで気を配り、出演者、スタッフ、
そしてマイケル自身をも、細かく指示し、決断していく
尊敬して集まった周囲は、一層マイケルを信頼し委ねていく

彼の包容力ある人間性は、ゴシップに塗れた人生の裏返し
醜聞に心痛め、でも「愛」でしか仕返せないと気づいたのだろうか
彼の50歳という年齢が、弱々しい己を跳ね返し、
あんなにも強いステージを引き寄せたのだとも思う
でも・・・あの映画は、まだリハーサルだったけれど

マイケルは、神様に選ばれて、天国に召されたのだね
だって、世界中が、こんなにも熱く、必死に
彼のメッセージを受け取ろうと、もがいているのだもの
「 愛 」という言葉は、平たくて、安くも感じるけれど、
マイケルがリハーサルで口にした「 愛 」は、いぶし銀のよう
マイケル・ジャクソンは、やっぱりキング
でも、「 KING OF POP 」にプラスして
「 KING OF HUMAN 」とか 「 KING OF LOVE 」とか
いっぱい言ってあげたい気がしたよ

in the audience 客席にて | 16:25 | comments(0) | trackbacks(0)

若い力
dress

映画「アブラクサスの祭」の衣装合わせ
スーパーに買い物にきている「楠木さん」が役名
出番は少ないが、福島での寒いロケに向けて、厚手のダウンを選ぶ

それにしてもスタッフが、若い
ちょっと写真撮りますよ!とカメラを向けたら
みんな、直立不動
真ん中で、緊張気味にヒゲを蓄えているのが、加藤直輝監督
東京芸術大大学院映像研究科出身、新進気鋭の若手監督だ
撮影も、福島ロケも、加藤監督の未来も、楽しみだね

dress

収録・撮影 | 22:59 | comments(0) | trackbacks(0)

おかえり ルンバちゃん
roomba

家事の中で、一番不得意なのが、お掃除
中でも、掃除機が、苦手
重いホース、ガーガーという音、吹き出す埃だらけの風
汗を掻き掻き、咳をしながら、掃除機をかける修行の日々
そこへ、現れた救世主!
お掃除ロボット「ルンバ」

日本で買えば高額だけど、NYで手に入れたから、ほぼ半額!
勝手に一人で部屋中を回って、お掃除してくれ、
終わると、慎重にゆっくりドックに戻り、かわいい声を出す
愛らしくて、頬ずりしたいくらいだった
よし、よし、ありがとう! いい子だね、ルンバちゃん!
返事はないけれど、いつもルンバに話しかけていた私

・・・しかし・・・

半年ほど使っていたある日、ゴミを吸い取らないことに気づいた
ブラシが、動いていないのだ
え〜! 故障? やっぱりアメリカ製だから?
ルンバの日本総代理店に修理を依頼する
でも、アメリカで買ったものはダメ!と、けんもほろろ
かと言って、アメリカに送ってもね・・・
修理してもらうまでには、途方もない労力がかかるのは
色んな経験から、想像できる
意を決し、自分で裏を開き、長い時間かけて、分解掃除を試みた
慣れない作業をしたにもかかわらず、やっぱり、ブラシは動かない
あ〜あ・・・あきらめた

それから半年たった

新しいお掃除ロボットを買おうとしたけれど、思い切れない
いつまでたっても、高額なお掃除ロボット
でも、掃除機をかけるストレスに耐えきれず
とうとう、ネットで安売りの物を探し出した
しかし、安いお掃除ロボットは、直輸入のものに限られる
これじゃ、故障の時、修理はしてもらえないよ
でも、そのネットストアの説明に「故障したら直します」と、ある
・・・もしかしたら、私のルンバも直してもらえるかも・・・
早速電話をした
「あの・・・私、NYで買ってきたんですけど、壊れて・・」
「いいですよ、修理しますよ!」と、即答
え? いいの? やったー!
早速ルンバを送り、数日経った今日、戻ってきたよ〜
新しく買ったら、日本での正価は、79800円の機種
修理代、5千円で、元気になった

部屋中を生き生きと動き回り、きれいにお掃除する
半年ぶりにドックに戻ったルンバも嬉しそうに見えた
おりこうさん! ルンバちゃん!
何度も何度も撫でて、ホントに、頬ずりしてしまったよ

新・東京物語 | 14:30 | comments(3) | trackbacks(0)

JALの 未来
沈まぬ太陽
公式HPより

映画「沈まぬ太陽」を、公開日に観た
実在の人物や会社と一切関係ないフィクションとうたってはいるが
日本航空内部の「膿み」の部分を描いていることは、自明の理

山崎豊子さんの原作を、しっかり丁寧に作り上げた骨太の映画
この期に、公開されることに、大きな意味がある
今、危機に直面しているJALにとって、
決して気持ちのいいストーリーではない
ある意味、この映画の公開はJALの災難だと言う人もいる
しかし、果たして、JALにとって、凶と出るのだろうか
もしかしたら、この映画は、吉となるのではないか

御巣鷹山墜落の事実で、涙を止めることができなかった私だけど
JALを応援する気持ちは、実は、反対に強くなった
高度成長の日本を支え、政治の腐敗にも翻弄され
しかし、そこで闘い抜いた人達がいる日本航空のこれから・・・
「 JALの未来 」
期待してあげることが、私達の責務のように思えた

上演時間が長いけれど、「フィクション」として、優秀な作品
・・・ホントは、隠れノンフィクションだろうけど・・・

in the audience 客席にて | 18:18 | comments(2) | trackbacks(0)

パソコン クラッシュ!
ニューヨーク、セントラルパーク前、五番街のアップルストア
大きなデスクトップのMacを購入し、
えっちらこっちら、アパートまで、歩いて運んだ昨年の春

Macは、一緒に日本に戻ってくれて、サクサク動いてくれていたのにな
・・・クラッシュ!・・・

とほほ

新・東京物語 | 10:50 | comments(2) | trackbacks(0)

舞台の下には 磁石
Eva

一流のフラメンコダンサー、エバ・ジェルバブエナ公演の
2日間のうち、1日目を、当日券を買って観劇した

大きなオーチャードホールの客席の後ろから
はるか遠い舞台の上で踊るエバの肉体を目を凝らして観る
小さく見えているのに、動きの一つ一つが大きく感じられる
舞台の下に、磁石でもあるかのように、粘るフラメンコ
しかし、キレは良く、刃物のようだ
観客席の一番後ろまで、汗が飛んできそうな気さえする
満員の会場中が緊張し、息を殺して、見守る
途中、圧倒されて、皆、拍手することも出来ない
たった1時間半のダンスなのに、たっぷりと見せてもらい
カーテンコール、拍手は、鳴り止まなかった

世界水準のものは、広い会場の隅々まで魅了するのだねぇ

in the audience 客席にて | 14:43 | comments(2) | trackbacks(0)

遼クンの 功績
golf

ゴルフを覚えたのは、20代の頃なのに
ぜんぜん楽しいとも思わず、
プレーをするのも、1年に2回程度
だから、うまくもならず、一層、楽しくもなくなった
・・・でも・・・
この頃、急に、行く気が出て来て、おもしろくなった
もちろん、うまくはならないのだけど、何だかワクワク

ゴルフ番組で、石川遼君を見るのが、楽しみ
18歳だよ!
たった18年前には、この世にいなかった人
遼クンの言葉が優等生過ぎて、いただけないという人がいるけど
やっぱり、すごいよ
あの言葉の後ろには、多大な努力があって、葛藤があるはず
世の中の大人は、みんな、親の気分になって、見守っている
日本オープンの闘い方も、コメントも、誇らしい
海外で、タイガーウッズとプレーしても、恥ずかしくない佇まい
遼クンも、これから、色んなことがあるね
挫折もして、恋もして、成熟していく遼クン
日本中の大人が、色んな思いを重ねて、見つめるんだろうな

だからかな、ゴルフ好きになったの
遼クンが頑張ってる姿見て、私も!と勝手に発起したのかな
こういうオバちゃん、おじちゃんが、日本中に沢山いると思うよ

ゴルフ場は、紅葉だね
こんな季節に触れられるのも、遼クンのお蔭に思えるよ

golf

新・東京物語 | 11:48 | comments(2) | trackbacks(0)

もっと、ちょうだい、ちょうだい、ふい〜ん
horse

秋雨が長く続いたから、乗馬は久しぶり

沢山走ってもらった後
食べやすいよう、家で切って持って来たニンジンをあげる
今日のお馬は、ちょっと甘えん坊さん
鼻を私の胸にくっつけて、チョウダイ!早く!早く!と急かす
ひとつずつ、手の平に載せて、差し出すニンジンを
ムニュムニュお鼻をくっつけて、あっという間にたいらげちゃった
「 え〜〜〜! もう、ないの〜〜〜?」
と、言わんばかりに、不満そう
目の前のチェーンを、カチカチカチと噛んで、
フゥ〜ン、フィ〜ン!と、馬とは思えない声で鳴くんだよ

もう、かわいいったら、ありゃしない!

乗馬 | 00:07 | comments(2) | trackbacks(0)

60歳になったら、舞台
学生時代のサークル、劇団「己疑人」の同窓会があった

一部の人が集まっただけだけど、
中には、それこそ卒業以来、始めて顔を合わす先輩もいた
一橋大学と、津田塾大の合同サークルだったのだが、
この夜集まったのは、ほとんどが一橋大生
言わば、日本の経済界を引っ張っている、エリート達だ
大手の会社から出向して、社長さんだったりする人もいる
周りから見たら、イッパシのオジサンだろうけど、
年齢のワリに若いし、未だに独自の演劇論を持っている
なんせ、彼等のライバルは、野田秀樹さんだったんだもの
このことは、エッセイにも書いたのだけど、
東大の劇研、遊民社が、一橋、己疑人のライバルだと思っていた
( こちらが勝手に思っていただけかもしれないね )

とにかく、皆、記憶が鮮明
あの時やった芝居は、阿佐ヶ谷で、ストーリーはこう、とか、
国立の東校舎でやった芝居は、客が入らなくて、とか、
あのセリフは、未だに泣かせる、とか・・・
しかも、あの頃と同じ口調、同じ青さで語ってくれるのだから
もう、堪らない、懐かしくて、嬉しくて、涙、出そう
私は、自分が主役をやった芝居さえ、うろ覚え
皆に、突っ込まれながら、くわしく教えてもらう始末
「忘れちゃうとこ、やっぱ、ミコ(私)らしいよね!」と笑われる
みんな、みんな、変わらない

そして、何より変わらないのは、演劇への情熱

未だに、毎月、驚く程の数の芝居を観て歩く人が何人もいる
中には、60歳になったら、社長をリタイヤして、
芝居を書いて、舞台にするのだと言う人もいた
しかも、ただの夢ではない
その為の資金はすでに計算し、確保しているのだ

・・・すごいな・・・
彼等が、実際、年齢を重ねて作った舞台
何ものにも勝る迫力があるんだろう

ちょっと、楽しみだ

Friends | 11:04 | comments(0) | trackbacks(0)

美味しんぼの 薬膳スープ
fotiochan

めずらしいことなのだけれど、
2週続けて、同じお店に行ってしまった

先週、池袋で、たまたま入った中華料理店
ファミレスのような雰囲気で、美味しそうにも思えなかったけれど
観劇前で時間がなかったので、仕方なく(ゴメンナサイ!)入った

しか〜し!
そこで出会ったスープが、「ひどくひどく」美味しかったのだ
名前は、仏跳牆(フォティオチャン)と言う
高級海産物、鶏肉、きのこ、中国ハム、栗、うずらの卵、
アキレス腱、漢方食材、野菜など、何十種類もの食材が入っている
スープ好きの私は、もう、体中で飲み干し、堪能した
漫画の「美味しんぼ」でも、紹介されていると言う

今週も、つい、訪れてしまった
最初程、驚きは感じなかったけれど、やっぱりおいしいよ
他の一品料理も、同様に本格的な味
しかも!
この日、訪れたのは、午後6時
なんと!
平日の夕方5時から7時は、全品半額で、
思いっきり安かった!
な〜んて、ラッキーな女なのでしょう、私!

場所は、池袋丸井の前のビル、3階に位置する中華料理店
スープ好きな方、池袋に行かれる時は、ぜひ訪れては、いかが?
きっと、あなたも、ラッキーになる!

新・東京物語 | 16:14 | comments(4) | trackbacks(0)