ザッケローニ監督に、だまされたい
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上の写真は、昨年10月のアルゼンチンとの親善試合
ザッケローニ監督の、初采配の日だ
あの日から、ザックジャパンは、アジア杯まで上り詰めている

そう
私がサッカーファンになって、実は、まだ1年も経っていない

昨年の南アフリカW杯で、日本中が沸き上がっていた頃
母kazukoさんの入院している伊豆へ、何度も行き来していた私
往復の新幹線や踊り子号の中で
何気なく、iPhoneの中で見つけたサッカーの記事
読んでいるうちに、のめり込んでいった
夢中になっている間だけ、大変な現実を忘れられた
それが、きっかけ

ヨーロッパや南アメリカでは、
日本より、もっとサッカー熱が高いらしい
1週間労働し、休日のサッカーで、
全ての憂さを、吹き飛ばす、蹴散らかす
私も、そんな感じ
仕事のことも、日常の悩むことも
ややこしいことが、どうでも良くなる
こんなに、スポーツファンになったことは
人生で、初めて

しかも、最近の日本代表の躍進ぶりは、すごい!
アジア杯で、優勝したんだよ、一番だよ!
世界一のクラブに、長友選手が入ったんだよ!
スゴ〜イ!
興奮気味に話す、にわかサッカーファンに
昔からのサッカーファンは、冷静に答えた
「 君は、いい時に、サッカーファンになったねぇ
僕たち本当のファンは、
何十年も、辛い思いをして来たというのに・・・ 」
本当のファンって、どういうこと?
ちょっと恨めしそうにも聞こえるよ
でも、調子に乗って
「 ワールドカップで、日本が優勝するのを見たいわ!」
と言ってみたら、鼻で笑われた
「 そりゃ、ムリムリ! 僕たちが生きている間は、無理!」
・・・哀しいかな・・・
サッカーを良く知っている人程、こう答える
そんなに、世界の壁は、高いのだろうか

しかし

アジア杯の祝勝会に
とんぼ返りの強行来日でやってきたザッケローニ監督
挨拶の言葉で、きっぱりと言い放ったそうだ
「 ブラジルW杯で、日本はトップを争うチームになる 」
え? なに、なに?
トップを争うって、決勝戦に出るってこと?
ひょっとしたら、優勝するってこと?

世界一のクラブを率いた経験のあるザッケローニさん
あなたの言葉には、裏付けがある、と思いたい
ザッケローニのマジックで、選手達がやる気を出し
アジア杯の優勝に結びついた
今度は、ザッケローニのマジックで、
日本中がその気になり、ワールドカップに向かって行く
あ〜、3年後の、ブラジルW杯が待ちきれないよ

私は、断言する
ザッケローニ監督に、私は騙されたい
ブラジルW杯、日本は、優勝する、と思いたい
昔からの「本当の」サッカーファンに、なんと言われようと
にわかファンは、そう思い続けるよ

サッカー | 17:58 | comments(0) | trackbacks(0)

お雛様の前で、kazukoさん
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「 お母様、その後、お元気なのでしょうか?」
と、あちらこちらから聞いていただくので
飾られたお雛様の前で撮影した写真を、載せますね
ほら、少し、ふっくらしたでしょ?

11月から、年明けまで、ずっと食欲がなく
どんどん痩せ細り、心配だったkazukoさん
食べられないと、本人同様、こちらもとても辛くなったのだが・・
試行錯誤で、痛み止めの薬の服用を中止してみたら
食欲が、ようやく、回復した
人一倍食べることに旺盛だったkazukoさんが戻って来た
体重も、戻りつつある
薬の副作用だったんだね

食べることは、生きること

時々、kazukoさんの気分転換の為に、レストランに連れ出す
色んな所で、お店の方が、親切だったりすると
私自身、励まされるし、感動する
優しくしてくださる方が、車椅子の介添えを手伝いながら
時々、そっと呟かれる時がある
「 うちにも、年老いた母がいるんです 」とか
「 お母様、沢山召し上がれて、良かったですね 」とか
「 大好きな祖母が、先日亡くなって・・大事にしてください」とか

先日の舞台を観てくださった方からの手紙に、
次のように書かれていたものがあった
「 母の介護に向き合い、ボロボロになっていたけれど
久しぶりに大笑いして、元気になりました
明日も、がんばりま〜す 」
私ぐらいの年頃だと、年老いたご両親を抱えている方が多い

kazukoさん、自分ではしっかりしていると仰るが
少し物忘れがあることで、色々な支障もある
冗談も言って、チャーミングな言動もあるけれど、
激しい性格の尖り部分が、一層トンガってしまうこともある
そのトンガリで、心が削られる時も、正直、ある

・・・でもね・・・

みるみる痩せていった頃のkazukoさんは、気力もなく
この世から、明日にでも消えてしまいそうに見えた
私は心配で、真夜中に目が覚めて、眠れなくなった
その日、覗いた窓の外は、月も見えない闇夜、漆黒の空
ふと、子供の頃、はぐれて迷子になった日のことを思い出した
いつの間にか、あの幼子の時のように
「 ママ、ママ・・・」と
泣きじゃくってしまっていた

kazukoさん
今のように、大きく笑って、激しく怒ってくれるのは
生きている証
本当に、ありがたいこと
生きていてさえしてくれたら
私は、迷い子にならなくてすむよ

母 Kazukoさん | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0)

園長先生と、猿と、アナウンスの、千秋楽
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赤坂レッドシアター「BABY BABY」千秋楽を終えました

ドタバタのコメディではあるけれど、
嘘がウソの上塗りをしてしまう、おかしな人間模様
オバカだと笑いながら、元気になって劇場を出られる
そんな舞台でした
ニールサイモンでもあり、
アランエイクボーンでもあるような上質のコメディ

私は保育園の園長、エンディングでは、創立記念の演目で
桃太郎の猿にまで扮してしまう
かなり恥ずかしかったけれど、そのうち、平気になっちゃった
・・・あ・・・
それから、場内アナウンスも、私の担当
場内アナウンスのジョークで笑っていただけるかどうかが
その日のお客様の笑いの物差しになりました

そんな舞台に参加出来たこと、感謝しています
劇場にお足を運んでくださった方
スタッフの皆様
共演者の皆様
観には来られなかったけれど、気にかけてくださった方
ありがとうございました

共演した若い出演者達が、この後も
大きく飛び立ってくれることも
とても楽しみにしています

お疲れさまでした!

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舞台 | 10:38 | comments(0) | trackbacks(0)

つかの間の、お寿司

いよいよ明日が千秋楽の舞台
昼夜の公演の合間に
プロデューサーからのお寿司の差し入れが届けられた
だいたい舞台の最中、食生活は、惨めなものだから
このお寿司は、最高に贅沢な差し入れだ
でも、昼と夜の間は、1時間ちょっとしかないから
皆で、慌てて、お寿司に群がった
しかも、劇場内で、一番スペースがあるのは、舞台の上
演じる場所の舞台にテーブル広げ
キャストもスタッフも、みんなで、遠慮なく、いただく
・・・楽しいな・・・
こうやって、ワイワイ言いながら、お寿司をつまむと
一層、おいしいんだな
内緒だけど
私、ウニを、3貫も、いただいちゃった
キャッ!


舞台 | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0)

園長先生が、猿?


役柄は、園長先生
でも、どういうわけか、猿の扮装
結構、思いきった
ハハ・・・

舞台 | 09:50 | comments(2) | trackbacks(0)

映画「洋菓子店コアンドル」

毎日、舞台本番の話ばかりなので
今日は、お勧めの映画を紹介します
「洋菓子店 コアンドル」

ケーキ作りをやめた元天才パティシエと
恋人を追って上京したケーキ屋の娘を軸にしたストーリー
何といっても、見所は、
蒼井優さんのスッピンの飾り気のない生き生きとした姿
これが笑えるし、とてもリアルでチャーミングなのだ
そして、さりげなく、じんわりとした演出
もっとあざとく描くことも出来るだろうに、
さらりさらりと切り取っていく演出が、胸に迫る
じんわりと温かくなって、泣けてしまうのだよ
ヨーロッパ映画のような、優しい映画だね
見終わった後、幸せな気持ちになれる

11日から公開なので、ぜひ、ご覧くださいね
(私も、かすかに出演しています)

in the audience 客席にて | 09:35 | comments(0) | trackbacks(0)

楽屋裏の、園長先生


私の役柄は、保育園の園長先生
狭い楽屋で、写真を撮ったら
突然のシャッターに、無防備な顔の二人の女優
ムラタメグミちゃんと、平田敦子さん
もう、抱きしめたくなる程、キュートな二人!

舞台 | 09:48 | comments(0) | trackbacks(0)

無事、初日!


赤坂レッドシアター「BABY BABY」(2/5〜2/13)
無事、初日、開きました!

舞台 | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0)

劇場入り

加藤貴子さん、野口かおるさん

赤坂レッドシアター「BANY BABY」(2/5〜2/13)
赤坂のど真ん中の劇場での稽古
とてもとても狭い化粧前に、ぎゅうぎゅう詰めで座る
こんなことも、ちと、楽しい

いよいよ、明日が、本番初日!

プラスして、パック中の平田敦子さん

舞台 | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0)

日本で一番おいしい きんつば

風邪の症状も、後、一歩で快復に来ている
初めて訪れた病院でいただいた薬が効いているのかな
ま、ちょっと強力だから
長くは使えないし、ずっと頭はぼうっとしているけれど
いいさ
どっちにしたって
私は、いつもぼうっとしている方だから
へへ

病院の近くにあるきんつば屋さんで
稽古場への差し入れを購入した
「 一元屋 」
最初にこのお店を知ったのは、もう、うんと昔
フジテレビ時代に、「ムツゴロウ王国」の番組を担当した時
プロデューサーが、畑正憲さんへの手みやげを買うのに
同行した時のことだ
麹町の、どうってことのないヤマザキパンのお店に入り
買い戻って来た彼の手には、きんつばがあった
「 いやぁ、このきんつば、畑さんの大好物でね
このきんつばは、日本一おいしいって言われるんだ 」

久しぶりに訪れたお店は
驚いたことに、昔と全く変わっていない
ホント、どうってことのない佇まい
やっぱり、角の、パン屋さん風
何十年も変わらない姿が、嬉しかった
ただ、お店の方は、おじいちゃまではなくて
中年の男性に変わられていたけれど

稽古場に持って行ったら
やっぱり人気で、おいしいおいしいと皆が食べてくれた
その度に、私は、
「 これは、日本で一番おいしいきんつばなんだから 」
と、しつこい程、繰り返した
味も、店構えも変わらないから、一層、日本一
久しぶりに噛み締めた、つぶあん
・・・あ〜、懐かしいな・・・
甘さの中の上品な塩気が
胸の奥では、しょっぱく感じられたよ

舞台 | 00:29 | comments(2) | trackbacks(0)