2012.04.26 Thursday
ビギンとジェシカからの、プレゼント
このブログを始めたのは、2006年
当時、私はまだニューヨークに住んでいて、愛犬ジェシカがいました
その頃、ジェシカの様子を知りたくて
ブログにアクセスしてくださった方が多くいらっしゃいました
2003年の秋、NYに移り住んで3週間目に愛犬ビギンが亡くなり
切り裂かれるように辛く
ニューヨークの美しい秋が、一層哀しみを深くしました
そして
苦しい気持ちを紛らしてくれたのが、娘犬のジェシカだったのです
だから、ジェシカの伸び伸びとした様子を
HPや、その後立ち上げたブログでご紹介することで
ビギンの喪失感や、タフなNY生活を乗り越えることが出来ました
ただ、そのジェシカも心臓病にかかり
結局は、2006年の秋に天に召されてしまいました
( ブログ「愛犬ジェシカの、思い出」 )
もう二度と犬は飼うまい、そう決意しました
話は変わりますが
私は、帰国後、南アW杯で、熱烈なサッカーファンになりました
サッカー選手を見ると
ビギンとジェシカの顔が浮かぶ時があります
ドイツブンデスリーガで活躍する香川選手の活躍を見ると
香川クン、1989年生まれで、ビギンと一緒なんだな、とか
イギリスに渡った宮市亮クンは、ジェシカと同じ1992年生まれ
がんばれ〜って、思う訳です
ビギンやジェシカが生きていたって、人間になれる訳じゃないし
比べるなんて、バカみたいでしょ?
笑っちゃうでしょ?
でも、私にとっては、そんな子供のような存在だったのです
ホント、笑えるけど
ビギンが天国へ行って、8年半
ジェシカがいなくなって、5年半経ちました
犬が恋しくなって、その度に
あの日のことを書いた自分のブログを、何度か読み返し
やっぱり、あの辛い思いはダメだ、と諌めて来た私
でも
あの苦しみも哀しみも、充分に覚悟しながら
ようやく、飼うことを決意しました
やっぱり、あの潤んだ瞳に見つめられる幸せを
どうしても、忘れられなかったから
ただ、同じ犬種は、ビギン、ジェシカと比べてしまうから
ある他の犬種を求めて、千葉県のブリーダーの元に見学に行きました
ところが、その広大な土地のドッグランに
遊びに来ていた犬を見て、驚いてしまいました
そこには、ビギンとジェシカそっくりのシェルティがいたのです
これは
ビギンジェシカが、飼うならシェルティにして、という意味なのか
しばらくして
友人のつてを頼り、シェルティ専門のブリーダーに連絡しました
黒い色(トライカラー)のビギンジェシカではなく他の色
ブルーグレー系(ブルーマール)の女の子が欲しいと伝えました
少ない色なので、今はいないとのこと
もしかしたら、この数日で出産する中に出るかもしれないが
難しいと思う、との返答でした
でも、生まれたのです
たった2頭の出産で、黒色の男の子と、グレーの女の子
その子!
そのグレー(バイブルーカラー)の女の子
その子を、ぜひ我が家に譲ってください!
名前はカレンちゃん
あと数日で、我が家にやって来ます
カレンちゃんは、ビギンとジェシカからの贈り物
・・・なのかもしれません
どうか、神様
カレンちゃんの中に
ビギンとジェシカを、そっと入れ込んでくださいね
そんな、うまくいくわけないかな