やっと今になって、ブログで報告します
「 不幸中の幸い 」だと思いますし
これらのことは、来年に向けての「 厄落とし 」
11/28(水)の深夜、11時近く
「PON」木曜レギュラーのお宅でのパーティの最中でした
愛犬カレンの写真を見せるため、iPhoneを取りに行った所
母が救急搬送されたとの留守電に気づき
慌てて、急用が出来たと、先に退室しました
母は血圧が急に下がり、生死の間を彷徨っていました
ブログでも写真をアップしたように、前日には
カレンと銀杏並木のお散歩を楽しんだと言うのに
29日(木)も、30日(金)も、
ICUで母は沢山の管が体中に付けられ、危篤状態
病室から見える東京タワーだけが、美しかった
その中、最後、木金の「PON」出演は
朦朧とした状態で、未だに、記憶がありません
ようやく3ヶ月の「PON」出演を終えた金曜日の午後
TV局から、ICUに直行
一向に良い兆候が見られない母を見舞い
取りあえず、一旦カレンの世話に家に戻った時の事でした
遊ばせていたカレンがおもちゃに反応して
後ろへ仰け反るように、大きく飛び跳ねました
そこに、たまたまあったのが、私の顔
カレンの後頭部が、私の鼻にぶつかりました
ドスッ、とか、ブスッ、とか音がしたように思います
強い痛みと、衝撃!
一瞬にして、血が噴き出しました
慌てて洗面所に走りましたが
洗面台が、血の海に
ただの鼻血だから、止まるかと思いましたが
血は、固まりなって、次から次へと噴き出し続ける
こりゃやばいかも、と、近所の病院に電話すると
消防庁の救急相談窓口に相談するように言われ
電話すると、消防庁の看護師さんからの質問
「 鼻血は、コップ一杯以上出ましたか?」
「 はい 」
本当は、もっともっと出たけれど、説明する余裕がない
そこで、救急外来の耳鼻科がある大病院を教えてもらい
すぐに行くように薦められました
結局、3軒の病院から断られ、4軒目の病院へ
タクシーに乗ったものの
マスクの下は、ノックアウトされたボクサーのように
腫れ上がった顔と、止まらない出血
ビニール袋を抱え、ティッシュを何度も取り替えました
そんな中なのに、シートを汚さないように必死になり
運転手さんに気づかれないように、平静を装ってしまう
病院に着いても、気丈に振る舞ってしまい、裏目に出て
救急外来でも、延々と待たせれることに
その場で、キャ〜とか、ワ〜とか叫べば良かったのだと
後で、知りました
出血が、増々ひどくなり、仕方なくトイレへ駆け込み
洗面台で、血を流していると
たまたまトイレに入って来た看護師さんに
「 だいじょうぶですか?」と聞かれて
いつもの癖で「だいじょぶです・・・」と答えてしまう私
「 そうですか。では、おだいじに・・」
あ、看護師さん、行っちゃった・・・
顔や首にこびりついた血を拭いて
鼻にいっぱいティッシュ詰めて、救急外来へ戻りました
「すみませ〜ん! 血が止まりませ〜ん!」
詰まった声で、必死に訴えました
ようやく奥の診察台に案内され、ブリキの洗面器をもらい
噴出する血を、受け止め
それから、また、かなり待った所で
ようやく、耳鼻科の先生がやってきました
私を見た途端、若い先生、慌ててオロオロ
「 ど、どうして、救急車で来なかったの?」
「 え〜、ひ、一人で来たんですか? ヒェ〜!」
「 こんなに大量の出血、初めて見たよ〜!」
結局、一人の医師では血は止まらず
医師3人掛かりで、すったもんだの末
大量のガーゼを、思いっきり鼻に詰めて、止血しました
鼻の骨も、先が折れていました
そして、それから8日間
ガーゼを鼻に詰めっぱなしのまま、苦しい毎日を過ごしました
しかし
・・・不思議な事に・・・
私が鼻をぶつけ、出血し始めた頃から
危篤状態だった母が、快復を始めたのです
その3日後には、ICUから病棟に移り
1週間後には、無事退院
そう
私の鼻の骨折と大出血は、母の命の身代わり
そして
「 不幸中の幸い 」
私が、偶然駆け込んだ病院は
耳鼻科では、日本で3本の指に入る病院だったこと
そして、何よりも
3ヶ月の「PON」本番が終った直後、5時間後だった事
あのボクサーの鼻では、テレビ出演は、不可能でした
あの日から、2週間余り
母は、退院後、食欲がなく心配していたのですが
昨日あたりから
少しずつ、食べられるようになってきました
私の鼻は、信じられない程大量のガーゼを抜き取った後
腫れもほとんど引き、人から見ると
鼻の形も、あまり変わらないようです
ま、本人にとっては
若干、低くなってしまったように見えるのですが・・・
こういう鼻の腫れが完全に近い形で引くには
3ヶ月必要だそうです
「 鼻血大出血事件 」は
まず、不幸中の幸いで、誰にも迷惑をかけず
生死を彷徨った母を、生還させ
そして
来年に向けての、厄を、全部落としてくれたはず
やっぱり、「 神様は私の味方 」と思う私
楽観的すぎるかな?
でも、ホント、色々、良かった、良かった
・・・良かったです・・・
神様、皆様、ありがとう!