チョウチョ? 蛾? ねぇ、知ってる?
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毎日のようにお散歩する公園
都心にも関わらず、色んな植物があり
目を楽しませてくれる

春は満開の桜で、お花見の人も訪れる原っぱ
その桜の木には、小さなサクランボが実っているし
名前も知らないお花や
タンポポにシロツメクサに、蛇イチゴ
夏には、収穫出来る枇杷の実も、大きくなって来た

昨日、いつも、カレンちゃんとボール遊びしてくれる男の子が、
大きな声で叫んで、走って来た
「 ねえねえ、来て!来て! レアな虫がいるから!」
緑色の大きな虫だと言う
レアって言っても、バッタか、カマキリとかじゃないの?
男の子に、手を引っ張られながら、寄ってみたら
確かに、不思議、見たことない虫
まるでイチョウの葉っぱのようだ
蛾?・・・チョウチョ?
慌てて、他にも散歩中の大人達を誘って、見てもらった
「 わ〜、不思議ですね〜、初めて見た〜!」
多分、皆さん、50歳前後の大人達
50年間で、初めてみたのだから、なんとも、不思議な虫
「 ねぇねぇ、この虫、何?」
「 知らないな〜 」
と答えても、男の子は、繰り返して、質問する
「 何の虫? ねぇねぇ、何の虫? 」 
「 ・・う〜ん・・これ、きっと、う〜ん、幸せの虫、だよ 」
「 なに?それ?」
「 この虫を見た人はね、幸せになれるって言う虫 」
「 へ〜! ホント? すっごい! 幸せの虫!」
口からでまかせ、言ってみた
男の子、めっちゃ喜んでる
噓八百だけど、大人達も、フフフと笑って、ニコニコ

この公園、カレンちゃんの大好きな公園だけど
自然いっぱいで、私も、いつも幸せな気持ちになる

それにしても、このイチョウの葉っぱのような虫
何と言う虫なのか、どなたか、ご存知ではないですか?

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カレンとセリーナ | 12:19 | comments(3) | trackbacks(0)

サッカーW杯は、生きる力
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上の奇妙な写真は
3月の国立競技場では最後となるサッカー代表戦に行った、私
大雨が降って、こんな情けない格好になったけれど
気分は、ルンルンだった
そんな力が、サッカーには、あるんだ

今日の、日本代表選手の発表、ワクワクした
ドキドキした
選出された23人
個人的に予想していた選手が二人程入らなかったけれど
ザッケローニの思惑は、充分に頷けた
よし! ザックが、この23人がベスト!と言うなら
この23人で、行けるはず、と思えた

数日前、96歳の義父に
「 何か、したいことって、ありますか? 」と
何気なく、尋ねた
「 サラッと、死にたいね 」との答え
とっても淋しくなっちゃったけど、
確かに・・・本音なのかもしれない
でも、必死に考えて、義父の大好きなサッカーのW杯を
楽しみにしてもらおうと
W杯のテレビ番組表を作成した
壁一面に貼ってもらえるように
模造紙を重ね合わせて作った、大きな大きな番組表だ
丸めて、義父の所に持って行った番組表
パリパリと音をたてて、「ホラ」と、広げて見せたら
「おぉ〜!」と、義父が感嘆してくれた
その後、W杯の選手達の話で、盛り上がった
嬉しそうだった
嬉しかった

サッカーW杯は、生きる力をもたらすんだ
義父にとっても
私にとっても
全国の、いっぱいの、隅々の人達にとっても

もう一ヶ月後だ
サッカーFIFAワールドカップブラジル大会!
いざ!

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サッカー | 21:47 | comments(2) | trackbacks(0)

俳優座 七人の墓友
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紀伊國屋ホールで、俳優座
「七人の墓友」の、初日公演を観劇した

友人の女優が出演していたので、一人訪れたのだが
上演時間、休憩入れて、2時間50分と知り、
「え〜、長い! 眠ってしまったら、どうしよう!」
と、不安になった
でも、時間を忘れる位楽しく、心配ご無用だった

タイトル通り、お墓に一緒に入る老人達を巡る話だが
若い人たちの、不倫やら、同性愛などを織り込ませ
軽く、明るく、展開は早く、でも、深く描かれる
「未来に縛られない」とか
「年をとると、登場人物は少なくていい」とか
セリフの端々が、際立って、光る
最終に、皆で歌う歌も、ジョンレノンだったり、
iPadもこなしたり、と、現代のお年寄り達
正に、「今」の、物語なのだ

観客も、お年寄りから、10代の若い子供達まで
年齢層の幅が、広かった
最終の胸を打つシーン、
休憩時間にはしゃいでいたギャルの女の子達が
鼻水すすりながら、泣きじゃくる声が聞こえた

俳優座と言えば、いわゆる、固い芝居が多かった印象
しかし、こう言うコメディを、サラリと出来る辺り
長い年月、新劇に携わり、真面目に取り組んでいらした、
諸先輩の役者さんが演じるからこその、賜物なのかもしれない

脚本の鈴木聡氏、演出の佐藤徹也氏の、新鮮な感性が、
俳優座の芝居に、新風を吹き込んでいるに違いない

おすすめです!

5月19日まで、新宿紀伊國屋ホールにて
くわしくは、俳優座の公式HPにて

in the audience 客席にて | 11:08 | comments(1) | trackbacks(0)

美しさとは、経験なり
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後輩のアナウンサー、長野智子ちゃんが幹事になってくれ
先輩でいらした田丸美寿々さんを囲む会が行われた

美寿々さんとお会いするのは、もう、何十年ぶりだろう
私がフジテレビに入社した時
美寿々さんは、一番上の女性アナウンサーで、
皆が憧れた大先輩、眩しく輝く女性だった
逸見政孝さんとコンビを組まれ
女性ニュースキャスターの、草分けとなられていた
フジテレビを退社後、結婚も離婚も経験
その後、テレ朝やTBSでも、キャスターをされ
現在は、お母様の介護に専念するため、離職されている

やっぱり、変わらない
本当に、美しくて、サバサバしていらして
私は、あのアナウンサー新人の頃の
美寿々さんに、うっとり憧れた時代に戻ってしまった
同様に、集まった美寿々さんの後輩全員が、ため息ついた

今現在は、お母様のお世話などで大変だけれど
介護が落ち着かれたら
美寿々さんには、どんなことがあっても、
キャスターに復活していただきたいと、強く思う
色んな経験をされたことが、何よりも素晴らしい
私は、美寿々さんが、紛れもない、
日本で一番の女性キャスターだと思っている
いや、世界にだって、出て行かれる知性と教養と美貌、
それにプラスして、人生経験がある
年齢だって、若造より、多くの年齢を知っている
それは、ハンディキャップではなく、
正に、アドバンテージとなるはず

そして、この夜集まった皆を見ていると
年を重ねることが、どんなにか、素晴らしいことなのか
あらためて、勇気を奮い起こされた
みんな、みんな、もれなく、素敵なのだ

参加者の皆さんを、時計回りで、ご紹介しますね

前列右側が、城ヶ崎祐子さん
フリーで、アナウンサーや、講師もされている
おでこが光ってしまったけど、それ位肌がピカピカ
左隣が、田丸美寿々さん
その隣、益田由美さんは、唯一の現フジテレビ社員
「なるほど・ザ・ワールド」で活躍された由美さんも
来年は、定年を迎えられる(ビックリ!)

後列の左側から
坂野尚子さん(旧姓土井)は、同期
押しも押されぬ「ネイルクイック」の社長で、女性起業家
右隣の西村洋子さん(旧姓中村)も、同期
子育てをしながら、児童文学の小説を書き、賞にも入選
お隣の長野智子さんは、報道ステーションサンデーのキャスター
今回、一番下だったから、お酒注いだりして、気を遣い
でも、その姿が、昔と変わらず、楽しそう
そのお隣は、牛尾奈緒美さん(旧姓中村)
ゴージャスだけれど、れっきとした明治大学の教授だ

どう?
みんな、素敵でしょ?
でも、みんな、それぞれ、色んなことを経験し
色んなことを抱え、泣いたり苦しんだり、もがいたりして
でもね
それが、人生なんだな
ま、みんな、そう思えるような年齢になったってことかな

私は、みんなと違う役者の世界に入っているけれど
こうやって、立ち戻れる場所があること
みんなに会えると、元気になれること
本当に・・・幸せ

さ、明日からも、がんばろうっと!

新・東京物語 | 10:21 | comments(1) | trackbacks(0)