2014.07.28 Monday
気分はココ・シャネル 夢の衣装
六本木の新国立美術館に、母kazukoさんと行った
もちろん、今話題の「オルセー美術館展」を観るため
それはそれは素晴らしい印象派の絵画に影響され
絵心のあるkazukoさんは、
死ぬまでに大作を描くのだと、意気込んだ
昼食時、館内のフレンチレストランは、込んでいたので
もう一つの展示を観て、時間をずらすことにした
その展示室に入った途端
kazukoさんが、大きな声で感嘆した
「 まあ〜! なんて、美しい! 」
おしゃれなkazukoさんは、人に会うと
まず、その人のお洋服を、細部にわたるまで、見る
介護認定の方がいらした時も
羽織っていたレースのカーディーガンを、まず褒めた
私の洋服も、いい加減なものを着ていると、お小言となる
kazukoさんが気に入ったものを身に付けていると
何度見ても初めて見たと言って
新鮮に誉め称えてくれる
もう2年近く掛けている、私のメガネも
kazukoさんのお気に入りの一つだ
会うたびに、こう仰る
「 あら、いつメガネ変えたの?
とっても素敵じゃない! 」
1900年代前半の、ロシアのバレリーナの衣装群の展示
色合いも、デザインも、
現代の洋服以上に、斬新で、尖った発想に、驚かされる
ピカソもマネも、シャネルも影響を受けたとのこと
ため息が出る程、素晴らしいのだ
観覧した後、レストランに行ったkazukoさんは
すっかり、感化されて、デザイナーになった気持ち
つばの広い私の帽子を、しゃなりとかぶり
気分は、まるで、ココ・シャネル
9/1まで展示されているから、もう一回来ようかな
きっと、kazukoさん
同じように、繰り返し、喜んでくれるはず
「 まあ、なんて、美しいお洋服ばかりなの!
私も、着てみたくなるくらい!
あ〜、こんな素敵な展覧会、初めて!
連れて来てくれて、ありがとう!」