舞台「友情」、無事、私の楽日を終えました
最終日、舞台の袖から、芝居を見ていたら
あらためて、心に響くセリフの数々がありました
「奇跡は、めったに起こらないから奇跡っていうんですよね」
「そうだ。しかし、奇跡は、誰の上にでも起こりうる、
だから奇跡というんだ」
「いのちって、なんですか?」
「私、どうして生まれてきたんだろう」
「人はきっと、何か意味があって生まれてきたんだよ」
「今日1日、生きることを考えよう
今日生きられたんだから、明日も生きられる、
明日生きられたんだから、明後日も生きられる」
「生きたい。大人になるまで、生きたい」
他にも、命に関するセリフが、キラキラ、いっぱい
実は
私の周りにも、命に関することがありました
先週、義母、お姑さんの稲子さんが、緊急入院しました
93歳とは言え、私の母kazukoさんより元気で
頭もしっかりしていたから
100歳を超えて当然と思っていた稲子さん
入院中、何度か、危篤となり、
私は、昼夜公演の後、東名高速を1時間飛ばして
病院に駆けつけたり
夜明け前に、病院に行った後、舞台入りしたり
毎日、不安を抱えた公演中でした
でも
何度か持ちこたえたものの
27日の土曜日
とうとう、稲子さんは天に召されました
稲子さんは、天真爛漫で
お姑さんというよりは、私の最高の応援者でした
「みちこちゃん、がんばってよ〜!見てるわよ!」
だから
稲子さんは、天への出発日を
休演日を選んでくれたのかもしれません
でも、もっと
8月27日には、意味があります
実は
私の夫、すなわち稲子さんの息子と
私の母、kazukoさんの誕生日が8月27日
私が結婚する時
母と夫の誕生日が一緒だなんて
365分の1の確率だね、って驚いたのですが
その上に、義母稲子さんの命日が加わり
365×365分の1の確率になりました
まさに、奇跡のような確率
この舞台「友情」の主人公のように
14歳で、この世を去る少女がいる一方で
93歳で、天寿を全うするおばあちゃんもいる
ただ、93歳大往生と言っても
もっともっと、稲子さんと話したかった
私は、母kazukoさんのことで精一杯で
稲子さんの所に、あまり訪問していなかったのです
まだまだ先があると思っていたから
だから、息子の夫より、私の方が
泣きじゃくってしまった
稲子さん、ごめんなさい
でも、どうぞ
そばにいて、見守っていてくださいね
そして時々
お話しさせてください
稲子さん
8月27日の「奇跡」
きっと、大きな意味があるんでしょ?
ねえ、稲子さん
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