別名は、オセロおばあちゃん

IMG_8606.jpg

 

実は・・・

 

義母の納骨を京都で済ませ帰京した翌日

私の母kazukoさんが

心筋梗塞で、緊急入院した

 

心臓の機能が悪くなり

レントゲンで映し出された肺には水が溜まって

真っ白になっていた

確かに、数日前から

呼吸が苦しい時間があったけれど

こんなに、酷くなっていたなんて・・・

 

お医者様は

いつ、どうなるか、わかりません

それが、今夜かもしれない

その時、人工呼吸器は、どうしますか?

とまで、尋ねられた

絶句し、涙が溢れた

何と言っても、kazukoさんは、92歳だ

お義母様に続いて

kazukoさんも逝ってしまうのか

正直、覚悟した

 

・・・しかし・・・

12日目の本日

無事に退院することが、出来た

名医のお蔭で、肺の水は排出させてもらい

なんとか、死の淵から、生還した

 

入院中は、本当に多くの方にお世話になった

 

kazukoさんは

元々、尿管を入れられていて、必要がないのに

いつも、おトイレに頻繁に行きたがる

入院中は、酸素吸入の管やら

心電図の配線もされて動き回れず

特別に、ベッド脇に

ポータブルトイレを設置してもらい

行ったり来たりの繰り返しとなった

その上

「脊柱管狭窄症」の病気が原因で

神経がつぶれているため、

足裏の激痛が絶え間なく起こり

悲鳴を上げることも、しばしば

入院していることで

何もかも、一層酷い状態になっていた

 

この激痛や尿意は

他のことに集中していると

少し紛れたりする時もある

そうだ!

kazukoさんの大好きなオセロは、どうだろう

オセロゲームに集中してくれれば

痛みも、軽減できるかもしれない

病室に、オセロゲームを持ち込んだ

 

その日から、担当の看護師さんだけでなく

病棟の看護師さん達、ほとんど全員が

毎日毎日、代わる代わる、

忙しいお仕事の合間に

相手をしてくださるようになった

時には、真夜中

足が痛くて、寝られない時

スタンドライトの下で

対戦してくださった夜勤さんもいた

また、ある時、病室を訪れると

見慣れない看護師さんが母の前に座り

真剣にオセロの牌を、めくっていらした

伺うと、病棟ではなく

外来の看護師さんとのこと

「みんな、忙しくて相手できないみたいで

私、オセロ要員として、呼ばれたんです!」

 

実はkazukoさん、オセロが、めっぽう強い

看護師さんも、ガチでやらないと負けてしまう

「私達も、いいリフレッシュになるんですよ!」

と、優しく気遣いながら、ニッコリ笑われた

 

このオセロのお蔭で

kazukoさんは、心穏やかな入院生活を送り

退院することが出来た

お医者様も、驚くような

kazukoさんの「生命力」だそうだ

 

無事、いつもの施設に戻り

みんなに「お帰りなさい!」と声を掛けられ

kazukoさんは

やつれた顔で、「は〜い!」と手を振った

「ママ、よく、がんばったね」と言ったら

kazukoさんが、私の顔を見上げて囁いた

「 だって・・・

稲子さん(義母)の分まで生きないと

美智子ちゃんが、悲しくなるでしょ」

胸が詰まった

 

生還してくれて、ありがとう

また、オセロのお手合わせ、お願いしますね

「オセロおばあちゃん」

さあ、今度は、私が勝つぞ!

 

IMG_8495.jpg

 

IMG_8532.jpg

 

IMG_8522.jpg

 

IMG_8557.jpg

 

IMG_8616.jpg

施設に戻り、ホッと、安心!

母 Kazukoさん | 17:35 | comments(3) | trackbacks(0)

ノーベル賞! いいえ、脳ベル賞!!!

スクリーンショット 2016-10-26 13.53.52.jpg

 

BSフジのクイズ番組に出演した

その名も

「ノーベル賞」!

ではなく

クイズ「脳ベルSHOW」!

月曜日から木曜日までの4日間

夜10時から1時間の、何と、帯番組だ

出演は、そのうちの2日間となる

 

収録が決まったので

事前に、番組を見てみた

40代以降の脳を刺激する番組らしい

昔の記憶を辿るものから、なぞなぞ

あるいは、数字の問題など

あらゆるクイズが網羅されている

「中年からシニア向けのクイズね」

と、軽く考え

テレビの前で、解いてみた

ところが、なんと、なんと

問題が、難しい!

全然、出来ない、解けない、わからな〜い!

ホント、ダメダメな、私!

ど、どうしよう!

このままじゃ、私、ビリ〜〜〜!!!

 

いや〜、この難しさ

この、ちょっと難しいところに

夢中になってしまう

10月から、帯番組になっただけあるねえ

 

てなわけで

無事、収録は終えました

果たして、私の成績は・・・?

 

オンエア日が決まりましたら

お知らせしますね

でも、皆様

まずは、この番組

ちょいと覗いてみてください

ハマってしまいそうになりますよ!

 

くわしくは

番組の公式HP「クイズ脳ベルSHOW」にて

 

IMG_8539.jpg

私のお隣から

小倉一郎さん、山本みどりさん、きよ彦さん

みどりさんは、舞台に続いて偶然の共演で大喜び!

収録・撮影 | 13:55 | comments(1) | trackbacks(0)

京都は、凶? 吉?

P1090472.jpg

 

P1090688.jpg

 

P1090508.jpg

 

P1090722.jpg

 

P1090504.jpg

 

P1090487.jpg

 

夏の終わりに亡くなった義母の本家が

京都丹波なので

納骨と四十九日を兼ねて、京都を訪れた

 

京都は

何もかも、懐かしい

家並みも、人の言葉も

市場に並んでいるものも

伊勢出身の私にとって

伊勢言葉に近い京言葉は

体の隅々まで、染み入るようだ

 

京都の街は、外人さんだらけ

紅葉前だというのに、人だらけ

でも

外人さんに向けての、案内が充実している

英語などの表記も多く

タクシーも、外国の方対応をしている

まさに「おもてなし」の街

 

自転車も、びっくりするほど、多い

街が碁盤の目のようで、わかりやすいし

平坦な道が多いからなのだろう

でも、自転車が多くても、優雅な感じ

これは、街の品格が支えているのかしら

 

まず、東京オリンピックに向けて

東京は、「おもてなし」を

京都に学ぶことが必要なんだろうね

 

その京都で、おみくじを引いた

平安神宮で、なんと「凶」!

きょ、きょ、きょう〜〜〜!!

 

実は、このお正月、

豊田稲荷で引いたおみくじも

「凶」だった

そんなに、何度も出るもの?「凶」って

がっくりだ!

しかし、めげてはいけない

次の神社、錦天満宮でも、引いてみる

「大吉」

え〜〜〜〜〜!

これも、なんだかね・・・

そして最後は、八坂神社

「半吉」

半分の吉・・・う〜ん

これで、いっか・・・

 

でも

「凶」と言うのが、

本来の今年の私なのかもしれないね

でもね

今年が「凶」だとすると

来年からは「大吉」に向かっていくはず

もうすぐ今年は終わり

来年になるはず

 

楽しみに来年を待とうっと!

京都からの帰り道

心をワクワクの軌道に修正しようとした私

とほほ

 

P1090645.jpg

 

P1090633.jpg

 

P1090649.jpg

 

P1090491.jpg

 

IMG_8458 (1).jpg

 

Japanese Days | 12:15 | comments(3) | trackbacks(0)

おばばは、抱きしめたい!

IMG_8273.jpg

 

IMG_8239.jpg

 

10/8から、全国公開の映画

「KUHANA」の舞台挨拶!

 

主演の二人

松本来夢ちゃんと久志本眞子ちゃん

(写真左、久志本眞子ちゃん、右、松本来夢ちゃん)

会うたびに、二人とも大きくなってるな〜

 

新人の久志本眞子ちゃんは、三重県出身、

お母様が、私の母校セントヨゼフ女子学園の出身

奇遇にも、私が母校に講演した時に

生徒でいらっしゃったそう

だから

なんだか、眞子ちゃんのことも

親戚のように思えてしまうよ

 

IMG_4654.jpg

 

そして

松本来夢ちゃん

子役として引っ張りだこの来夢ちゃんだけど

真面目で、まっすぐ、謙虚

「本当に・・・また、お会いしたいです!」

キラッキラな目で、最後に見つめてくれた

「よし、会おう!

きっと、絶対、大きくなっているね

身長も・・・色んなことも!」

「はい!」

 

映画のワンシーン

学校から帰ってきた真珠(来夢ちゃん)を

おばあちゃんの私が、抱きしめようとして

手を思いっきり広げたのに

無視されるシーンがある

真珠が、高価な楽器のことで頭がいっぱいで

おばあちゃんの歓迎が、目に入らなかったのだが

監督から

きっと、このおばあちゃんと孫は

いつも抱き合っているのが、普通に違いない!

と、急遽、演出された場面だ

実は、このシーン

リハーサルの合間に

来夢ちゃんと二人で

キャッキャと、ふざけて、抱き合っていたのを

監督が見て、「それ、もらいます!」

と、なったんだっけ

抱きしめた来夢ちゃんは

か細くて、お肉が付いていなくて

折れそうだった

 

ねえ、来夢ちゃん

今度会う時にも

もう一度、抱きしめさせてね

今度は、きっと、ふっくら

人としても、女優としても

大きく、素敵になっているんだろうな

おばばは、楽しみにしています!

 

公開の映画館は「KUHANA」HPにて!

 

IMG_6042.jpg

収録・撮影 | 13:24 | comments(1) | trackbacks(0)

105歳が抱く夢を、叶えたい

IMG_8140.jpg

 

IMG_8152.jpg

 

10月4日にお誕生日を迎えられた、

聖路加病院の院長、日野原重明先生の

バースデーパーティの司会をさせていただいた

 

日野原先生にお会いするのは

一昨年

先生が名誉会長を務められるNPO法人で作成した、

動物愛護の映画「チロリ物語」で

物語部分のナレーションを

担当させていただいて以来

2014.7.7と、8.9のブログより )

 

105歳?

ねえ、信じられる? 

105歳!

 

車椅子に乗られてはいるけれど

お話は、ユーモアたっぷり

モノマネタレントの、中島マリさんのモノマネには

「似ていてびっくり、心臓がバクバクしてしまう!」

と、皆を心配させ

オペラ歌手の方の「乾杯の歌」や

全員でのハピーバースデイーの歌を聞いた後は

「嬉しくて、今度は心臓が止まりそう〜」だとか

思わず、会場を慌てさせて

大笑いの渦に巻き込んでしまわれる

本当に、ウィットに富んでいらっしゃる先生なのだ

 

日野原先生には、夢がおありだ

2020年

東京オリンピック、パラリンピックで

聖火ランナーを務めること

確かに、そうだね

車椅子に乗ってさえいれば

日野原先生でも、走ることができる

なんて、素敵なんだろう

しかも目の前で

ユーモアたっぷりお元気な先生を拝見していると

夢は、夢でない

確実な「現実」と思えてくる

 

2020年の夏

颯爽と風を切って、車椅子で走る

108歳の聖火ランナー

沿道で、みんなが笑いながら、手を振る

そんな日が

本当に、楽しみ

 

日野原先生!

お誕生日、おめでとうございます!

 

IMG_8162.jpg

中島マリさんと

先生、パーティーの後は、ちょっとお疲れ!

 

日野原重明先生のご依頼で作られた映画

Friends | 11:49 | comments(2) | trackbacks(0)

10/8 豊洲にいらっしゃいませんか?

スクリーンショット 2016-10-02 12.12.27.jpg

 

皆様

「豊洲」にいらっしゃいませんか?

と、言っても

話題の「豊洲市場の盛り土」では、ありません

豊洲ユナイテッドシネマにて

全国ロードショーになる「KUHANA」

舞台挨拶が行われます

 

私にとっては、ほとんど初めてとなる、

老け役の、おばあちゃん役

(思いもかけず孫が出来た役はありましたが)

歩き方を少し変えてみたり

姿勢を前屈みにしてみたり

ちょっと工夫はしたけれど

やっぱり、中身は、そのままで演じました

 

子供達の、生き生きとした演技に

きっと引き込まれるかと思います

もし、お時間あるようなら、ぜひ

話題の「豊洲」へ

会いに来てくださいませ!

お待ちしています!

 

くわしくは、公式HP「KUHANA」

 

IMG_5828.jpg

収録・撮影 | 12:22 | comments(1) | trackbacks(0)