「敗北の厄病神」から「勝利の女神」へ

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この国旗の下に、私!

 

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スタジアムの警備員も、白い民族衣装

 

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わ〜、いっぱい書くことあって、困る

 

まずは

昨夜のサッカー日本代表

対タイ戦、いや、タイ対戦?

タイタイ戦だって

フフフ・・・

お〜い!

こんな言葉遊びで、字数を使ってる場合ではな〜い

とにかく、4−0にて大勝!

やった〜〜〜

しかし、タイの選手も、強く素晴らしかった

日本側には、いっぱいピンチもあって

タイが勝つって言う展開もあったと思う

タイは、最後まで、諦めず

タイサポーターも、スタジアム中に鳴り響く歓声

こちとら、埼玉スタジアム、酷く寒くて

ダウンコートに、ホカロンまで付けていたのに

暖かい国の人には辛いだろうに

上半身裸で応援する人多数

微笑みの国の人なのに

途切れず、統制取れた迫真の応援歌

その必死さには、感服した

 

でも、日本も必死だった

何と言っても

クラブの試合に出ていないGK川島選手

あの気迫の凄さには、頭が下がった

UAEで、川島選手がスタメンGKと聞いた時

「え〜〜! カワシマ〜〜〜?」

なんて、驚いた私です

ごめんなさい

どんなに試合に出られなくても

どんなにか、練習をしていたかが、証明された

また、攻撃陣では、若い久保選手

昨年はクラブの都合でオリンピックに出られず

泣いた久保選手

ベルギーの住居は

隣にボールを蹴るスペースがあり

それだけの理由で選んだと言う

ストイックに、真摯に、サッカーのことだけを考え

そして、素晴らしい決定力!

いつも走り続け、難しいゴールを決める

彼らの頑張りは、全国の色んな人を

勇気付ける

やっぱ、努力は、裏切らないんだ・・・

嬉しい結果!

 

少し、数日戻る

 

UAEの砂漠の街、アルアインでのUAE戦

いつもと違う座席

ゴール裏のサポーター席だったから

初めての経験があった

まずは、巨大な日本国旗を掲げること

最前列から手渡しで回ってくる国旗の端を後ろへ回し

ゴール裏いっぱいに、国旗が広がったら

腕を大きく振り上げて旗を揺らめかせながら

ニッ〜ポン、ニ〜ッポン!と歌い上げる

一度やってみたかったけれど

こりゃ、なかなか大変!

ピッチも何も、前が見えなくなる

埃が舞う

声が嗄れる

でも、楽しい

日本代表のサポーター集団「ウルトラス」が

あんなにも大きな旗を、世界中に持ち込み

スタジアムで掲げ、応援しているのだと言う

そして、次に、若いウルトラスのメンバーが

頭を下げながら、ブルーのゴミ袋を配る

膨らませて、応援してほしいと頼んで回る

「皆で、ブルー色にして、代表を応援しましょう!

よろしくお願いいたしま〜す!」

ウルトラスの礼儀正しさ、熱さ

ピッチの選手と同じように

日本らしく、戦っているんだな

喜んでゴミ袋を膨らませ

次の日、声が出ないほど、大声で応援した

 

UAE戦は、2−0

はるばる遠い国まで来てよかった

前のブログでも書いたけど

ずっと海外の現地観戦では

いつも負けていたから

私、「勝利の女神」ではなく

もしかして、「敗北の厄病神」?

なんて、怯えていたから

心底、安心した

ブラジルW杯で履いたスニーカー

ずっと怖くてこの日まで履けなかったけど

これからも、きっと、使えると、思う

 

アルアインのスタジアムからの帰り道

白く長いアラブの衣装を着たサポーターから

あちこちで、声をかけられた

「おめでとう!ニッポン!」

「ジャパン、最高!」

その賛辞は、皮肉でもなく、心からの賞賛

UAEという国の懐の深さを感じられた

 

さあ、折り返しの2戦

勝つことができ、グループ首位となった

でもでもでも

この後の3戦が、山場

まだまだ、油断がならないよ

ロシアW杯への道は、険しい

この後の最終予選

海外現地観戦は難しいだろうけど

本番のロシア・・・行きたいな

私を、いや、日本中を

どうぞ

ロシアに連れてって〜〜〜

 

ブログ、長くなったので

アルアインやドバイのこと

また、あらためて、お知らせしますね

 

UAE戦、タイ戦の、勝利

おめでとう〜〜〜!

 

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国旗の下は、こんな感じ

 

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サッカー | 13:03 | comments(3) | trackbacks(0)

笑顔の帰り道


とにかく、勝った!
勝った
勝った〜〜〜!

私が日本代表の現地観戦した、
ブラジルのW杯も負けたし
オーストラリアでのアジア杯も
負けていたから
もし、今日負けたら
もう現地に行かない方がいいのでは
と、思っていた
良かった
ホッとした
ほ〜〜〜・・・

今回は、色々面白く新たな体験もあり
また、ゆっくり、ご報告しますね

おめでとう!
ニッポン!
みんな、帰り道
笑顔!

サッカー | 03:05 | comments(4) | trackbacks(0)

ラクダレース? いや、リベンジだ!






そうです!
ご名答!

私は、今、UAE
アラブ首長国連邦の
ドバイから、車で2時間
アルアインと言う街にいます
砂漠の街

もちろん
今夜行われる
サッカーW杯アジア最終予選
UAE対日本!
応援しに来ました〜〜!

テレビを見ると
UAE代表の解説を延々とやり
しかし、25日に行われる、
競馬のドバイカップの情報も多く
良く放送されているのが
ラクダレース!
「ひゃ〜、ラクダってこんなに早いのぉ?」
ラクダに馴染みのない私は
口をあんぐり開けて驚き・・・
いやいやいや
そんなこたぁ、どうでもいい!

さあ、今夜!
運命のUAE戦!

思えば、2年前
オーストラリアまで行き
応援した、アジア杯!
PK戦で負けた、あの試合
因縁の相手は、UAEでした
その上
昨年の最終予選初戦で負けた相手も
ユー!エー!イー!
UAE!
このやろ!UAE〜〜〜!
(失礼!)

気を引き締めて
全力で、応援して参ります!
現地観戦の私にとっても
リベンジの相手!

絶対に負けられない!
絶対に、勝つ!
頼む!


幸運の白猫が寄って来た!

サッカー | 08:51 | comments(0) | trackbacks(0)

さて、今から向かうのは・・・


ここは、江戸村?
いやいや、羽田空港
今から、私、飛行機に乗って
ある国へ

さて、どこでしよう?

って
わかる方は
すぐに、おわかりになるかも
ヒントは
「 絶対に負けられない!!!」

到着したら、お知らせしますね

地球の上から | 23:22 | comments(1) | trackbacks(0)

極楽、ごくらくじゃ〜〜!

控え室にて



4日間の撮影終了!

放送日をお知らせしますね
5月16日(火)夜8時〜8時54分
BSジャパン
山本周五郎時代劇 武士の魂
第4話「山だち問答」

私の役柄は
主役の、実直で寡黙な武士を支え
見守る、乳母のようなお女中

時代劇と言うのは
着物を着て、鬘をかぶり
現代物より、体に負担がかるから
着物を脱ぐと、体がモゾモゾ痒くなり
鬘を外して、床山さんが
頭をマッサージしてくださると
気持ち良くて気絶しそうになっちゃう

その上、撮影所の日光江戸村は
温泉地のど真ん中
ホテルに戻ると
焦るように大浴場へ
周りに人がいるのもお構いなしに
大きな大きな溜息まじりで呟く
「極楽、極楽、極楽〜〜〜〜!」
隣のお婆ちゃんが、タオルで顔拭きながら
ビックリしたように
私の顔を覗き込んだ
あれま、失礼!
撮影終わりましたのに
体の芯から
時代劇が抜けない私でございます
オホホホホ!

どうぞ5月、お楽しみにしてくだされ!


主役の的場浩司さんと


皆元洋之助監督と

収録・撮影 | 22:18 | comments(1) | trackbacks(0)

撮影所、温かくなっちゃうよ










時代劇のオープンセットは
やっぱ、寒い!
昨日は、ホトホト懲りた
板張りの床は、鉄の氷


対策したよ
ホカロンの鎧
足袋を二重に履き
間にホカロン
タイツも二重
身体中に、ホカロン


お昼ご飯
アッタカイお味噌汁と
納豆ご飯
こうやって
現場で作り
提供してもらえる御飯は
最高に美味しい!
本当に体を温めてくれる


もう一つ
撮影所にいたお馬さん
「あら、お馬さん、こっち向いて!」
と、手を振って呼びかけたら
こちらの顔を見て
大きな耳を立てたり折ったり
ピョコピョコ何度も動かし
じっと、見つめてくれる
あら嬉し、あら恥ずかし
それだけで
温かくなっちゃうわん
「お馬さん、お馬ちゃ〜ん
お馬ちゃ〜〜〜〜ん!!!」
・・・あれ?
何やってんだろ、私

収録・撮影 | 18:46 | comments(1) | trackbacks(0)

凍える季節の、凍えるセット


東武東上線に乗る
ゆで卵とスープで、行楽気分
(でも指はマニキュアもなく無骨な手!)

やって来た場所は
時代劇の撮影
板張りの床に正座すると
自分が氷になったように、凍える
スタッフが細かく毛布を敷いてくれたり
ストーブの場所へ案内してくれたり
その気持ちだけで
かなり、温かくなっちゃうよ

明日の撮影も、お知らせしますね



収録・撮影 | 22:28 | comments(1) | trackbacks(0)

たった5歳下の、草間彌生さん

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母kazukoさんと共に

草間彌生展を訪れた

 

kazukoさん、昨年の後半は

二回も入院して調子が悪く

今年に入ってからは、私も忙しかったから

本当に、久しぶりの外出になった

 

色、色、色の渦の中で

kazukoさんは、圧倒されたように

素晴らしいねえ、と言った

草間さんの

ほとばしり出る前衛的な作品を

素晴らしいと言う92歳のkazukoさん

なんだか、誇らしく感じた

 

「 こう言う絵も、描いてみたかったナ 」

 

画家を目指していた若い日のkazukoさん

戦争真っ只中で、美大に行くことが許されなかった

草間彌生さんは

kazukoさんより、5歳下

 

「 あら、たった5歳下なの?

同世代の、おばあちゃんなのね 」

 

たった5年の差で、

草間さんは、美術の学校に進み

類い稀な才能を、何年にも渡り開花させ

御高齢でいらっしゃる今も、最尖端だ

もちろん、草間さんの才能に

kazukoさんのものを比べることなど出来ないが

若いkazukoさんの夢、チャンスを葬った、

戦争という魔物は、恨めし過ぎる

 

色んな色のシールを貼る部屋で

kazukoさんは、

真剣に悩みながら、貼る場所を考えている

その横顔は

認知症の翳りもなく、知的な表情だった

 

実は

昨年の義母に続いて

10日前に、98歳の義父が亡くなった

私には、お父さん、お母さんと呼ぶ人がなくなり

たった一人の「ママ」だけになった

 

「 色の海の中にいるみたいね〜 」

 

ママ、頼むよ

ゆっくり、生きてよ

車椅子を押しながら

何度も、呟いたんだ

 

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母 Kazukoさん | 14:17 | comments(3) | trackbacks(0)