ダンスとピアノが導く、新世界!

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蝶々夫人とスズキ

来月2月の冬公演と

昨年の、春公演と秋公演との違いは

レストランから

ホールへの進出!

だからこそ

そのホールの広さを生かす試みに

多く挑戦している

 

まず

ピアノ演奏

ピアニストの小埜寺美樹さんの

グランドピアノの演奏を多くの場面に入れ

観客の皆様に酔いしれていただくことにした

昨年までの2公演は、場所柄、電子ピアノ

新国立劇場の専属ピアニストと言う

偉大な肩書きがあるにも関わらず

電子ピアノに対して微かにも文句も言わず

良い作品創りのためにだけ

ひたすら頑張ってくれていた美樹さん

どうぞ、今回は存分に

その素晴らしい美樹さんの演奏の本領を

発揮してくださいね!

 

そして

モダンダンス!

 

舞台の要所要所で

3人のダンサーが

舞台の隅々まで踊り

新しい「蝶々夫人とスズキ」を

生み出してくれる

 

この日の稽古

初めて

振り付けの平多実千子先生と

若いダンサー達が、参加してくださった

平多実千子先生は

平多正於舞踊研究所の代表で

日本のモダンダンス界を

牽引していらっしゃるお一人だ

平多先生がニッコリと微笑んで

ご挨拶をされた

大先生でいらっしゃるにも関わらず

優しいオーラに包まれる稽古場

でも、しかし

振付されたダンスを披露した時

ピーンと張り詰めた空気に変わった

 

何と、素晴らしい振付だろう

蝶々夫人の華やかさと切なさと

不穏な未来と悲しさと

色んなものが、折り重なった重厚な振付

若いダンサー達も

賞に入選している人達ばかりで

ダンスの技術も、素晴らしい

すごいよ!

平多実千子先生のダンスは

蝶々夫人とスズキ」に

新しい世界観、宇宙観をもたらしてくれる

うわ〜、とっても、楽しみ!

出演している私の方が

益々楽しみになって来た!!!

 

・・・いや・・・

おいおい!

楽しみにしている場合じゃないでしょ!

お稽古、頑張んなきゃ!

 

皆様、是非是非、お見逃しなく!

 

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蝶々夫人とスズキ
2/16(土) 開場17:30 開演18:00
2/17(日) 開場13:30 開演14:00
ドイツ文化会館OAGホール(青山一丁目駅より6分)
¥4800(定員250名)
チケットお申し込み 問い合わせ
TEL 03-3498-3001  FAX 03-5485-7272
Webページからのお申し込みは

公式HP「蝶々夫人とスズキ」から
 

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バリトン歌手村田孝高さん、蝶々夫人の池田理代子さん、私

 

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ヘアメイク澤入礼江さんと

 

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後列私の隣から、

演出土井宏晃さん、ピアノ小埜寺美樹さん、舞台監督山梨榮利子さん

一番右が、ダンス振付の、平多実千子先生

前列ダンサー、左から平田彩乃さん、市川温子さん、榎田弘未さん

蝶々夫人とスズキ | 12:42 | comments(0) | trackbacks(0)

奇跡の生還だった

実は・・・

母kazukoさん、あの後

卵巣摘出の手術の後

回復していたのに

その後

容態が急変し

危篤状態に陥っていた

 

真夜中の3時

病院から電話を受けた

敗血症から肺炎を起こし

山場であると

 

確かに嫌な予感がしていた

前日、術後回復したkazukoさんが

突然、真顔になって、私に言った

「 美智子ちゃん、

あなたみたいな素敵な娘を持って

私は幸せですよ

ありがとう!」

へ?

何言い出すんだろ

やめてよ

「 はい、こちらの方こそ、ありがとう 」

そう答えていたものの

とても不安になった

遺言みたいなこと、言わないで

 

その予感が的中した

 

94歳という年齢も考えて

延命治療はしないことになった

「 ご本人の力で回復出来るかどうか・・・」

担当の医師が、口ごもった

 

ICUの病室で会ったkazukoさんに

私は涙ながらに

「 ごめんね、ごめんね 」と叫んだ

なぜ、「ありがとう」ではなく

「ごめんね」なのか

自分でも分からない

 

取り敢えず、夜になり、家に戻り

少し、休んだ私

 

突然、尾籠な話で申し訳ないが

トイレに駆け込んだ

水のような下痢

普段、便秘気味な私だから

下痢なんて、珍しい

でも、腹痛はない

驚きながらも

あ・・・もしかしたら

kazukoさん、助かるかも

ふと、そう思った

 

7年前、kazukoさんが

危篤状態になった時

私は、愛犬カレンの後頭部が鼻に当たり

鼻の骨が折れてしまい、大出血をした

それと同じような時間に

kazukoさんが奇跡的に回復の兆しを見せた

(12/12/17「大出血は不幸中の幸いの厄落とし」

もしかしたら

私の体の異変は

kazukoさんの回復の証ではないか

 

嘘みたいだけど

その通りだった

 

次の日、ICUを訪れると

kazukoさんは、驚くほど良くなっていて

危篤状態から脱出していた

先生が仰った

「 正に、これは奇跡ですね 」

 

その後、私の体の不調は数日続いたけど

kazukoさんの体はメキメキ良くなっていった

 

そして、退院

 

まだまだ立つことも出来ないし

言葉もはっきりしないし

ぼーっとしているけれど

菌が蔓延している病院から

早く退院した方がいいとの

医師の判断だった

 

退院して、すぐにカレンとセリーナを

連れて行った

表情は、以前のように快活ではないけれど

「かれ〜〜ん」「セリ〜〜〜ナ」と

呼んでくれている

「 私は、これから、長生きするよ〜」

今までも長生きだけど

これからも長生きするのね

 

母の命と、私の体の変調

何の因果関係だか分からないし

関係があるのかどうかも分からない

 

ただ

母一人娘一人で育った私達親子には

自分でも気づかない

強い、何かの結びつきがあるんだろう

そうとしか、考えられない

 

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母 Kazukoさん | 16:14 | comments(2) | trackbacks(0)

徳永ゆうき君、応援の歌!

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5年前の徳永ゆうき君、まだ、10代

 

「蝶々夫人とスズキ」

2/16と2/17に、公演が迫った

 

この日は、11月公演以来の初稽古

池田理代子さんも、

風邪は引いていらしたみたいだけど

すっかり治ってお元気な様子

良かった〜!

 

稽古場は

私の事務所のイトーカンパニーのビル

稽古が終わり、事務所フロアに寄ったら

なんと、歌手の徳永ゆうき君がいた

「わ〜、久しぶり〜〜!」

「ひゃ〜〜、ほんま、お久しぶりです!」

もう5年前になってしまうのだけれど

私達、朗読ライブで共演したのよ!

2014の一連のブログ「今宵月は瑠璃色の」

ゆうき君には

レミゼラブルの朗読に合わせて

「夢破れて」や「ON MY OWN」も

歌ってもらった

それはそれは素晴らしい歌!

演歌歌手でデビューしたばかりだったけれど

ミュージカルのその歌を

頑張って勉強して、自分のものにし

心のこもった歌になっていた

 

そして最近

徳永ゆうき君が話題になった番組がある

演歌の方達がポップスを歌う番組で

ゆうき君が、米津玄師の「Lemon」に

挑戦したのだ

私も、ゆうき君が出演するから

嬉しくて、番組を覗いた

そして

徳永ゆうき君の「Lemon」

最高だった!

なんて言ったら良いのかな・・・

胸をふるわす

どこかが、ツーンと来るような

それはそれは、素敵だったの

だからね

申し訳ないけど

年末の紅白で

本家本元の米津玄師さんの歌を聴いても

もちろん、素晴らしかったんだけど

物足りなくなってしまった私

米津さん、ごめん!

 

で、ゆうき君が

自分のツイッター用に

私の舞台の宣伝をする動画を撮ってくれました

「ON MY OWN」の触りを少し

歌ってくれています

どうぞ、ご覧ください!

 

徳永ゆうき君は

きっと

もっともっと大きくなるんだろうな

だって、こんなに素敵な声を持っていて

でも、いつもちゃんと謙虚で温かくて

どうぞ、皆様

徳永ゆうき君のこと、応援してくださいね

あ、

私の舞台「蝶々夫人とスズキ」も!

 

 

蝶々夫人とスズキ | 17:19 | comments(0) | trackbacks(0)

94歳、今年最初の挑戦

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お正月の二日

母kazukoさんと、おせち料理を頂いた

kazukoさん、完食した

でも、食後

お腹が痛いと

私の手をお腹の上に導いた

お通じが溜まっているのかな?

でも

いつもと違うお腹の腫れにも思えた

施設のナースの方に

いつもより、様子を診てくださいね

と、お願いをし

今年のkazukoさんの健康を願いながら

施設を後にした

 

1月4日

お腹の激痛で

kazukoさん、緊急入院と連絡!

主治医と話するのに案内されたのは

内科ではなく、・・・婦人科?

 

卵巣が腫れて悪性腫瘍かもしれない

捻れも予想される

若い人なら

今すぐに手術をします

でも、94歳

果たして、手術に耐えられるかどうか・・・

先生、それは、無理

ペースメーカーだって入れているし

手術なんて、無理でしょ?

先生!

確かにそうです

出来るだけ、手術は、回避したい

2、3日、点滴で様子を見ましょう

 

でも

3日経っても激痛は治まらず

痛みを取るには

手術しか、方法がなくなった

 

どうしよう・・・どうしよう

kazukoさんに説明した

「ママ、卵巣が腫れてるの」

「まあ、腫れてるの?」

「手術で卵巣取らないと、痛みが取れないの」

「あら、まあ」

「私もね、ニューヨークで卵巣手術したけど

腹腔鏡で、日帰りだったのよ」

「え〜! 日帰り?

アメリカは、酷いわね〜

美智子ちゃん、可愛そうだったわね〜

辛かったわね〜」

「ママは、お腹切らないといけないの」

「日帰り?」

「日帰りじゃないよ」

「良かった」

「手術してもいい?」

「まあ・・・仕方ないわね」

 

手術室に向かう直前に

kazukoさんの写真を撮った

「ママ、笑って!」

kazukoさん、笑ってくれた

 

そして

2時間後

手術、無事成功

悪性の腫瘍ではなかったけれど

卵巣が大きく腫れ

捻れていた

この捻れが、激痛の原因だった

 

これからの術後

想像以上に大変になるだろうけど

ひとまず、安心した

94歳のkazukoさん

その生命力には感服した

 

2月中旬に控えている舞台

蝶々夫人とスズキ」の

直前の手術でなくて良かった

こんな時にも

kazukoさんは

ちゃんと、タイミングを見てくれるんだ

 

神様、ありがとう

今年も

神様に、お礼をすることが

いっぱいあるんだろう

でも

どうぞ、神様

今年も、kazukoさんのこと

見守ってくださいね

 

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手術室に向かう直前に、パチリ

 

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母 Kazukoさん | 11:13 | comments(2) | trackbacks(0)

2019年 新年のご挨拶 wt カレン&セリーナ

 

あけましておめでとうございます!

 

さて、昨年

2018年にアップした「おめでとうの歌」

18/1/1戌年あけましておめでとう」

普段なら景気良く一緒に歌ってくれるはずの

カレンちゃんが

うぅ、うぅと唸るしかなかったのですが

今年

2019年

カレンちゃんも、一緒に「おめでとうの歌」

歌ってくれています

私自身が、朝早くからの仕事の後でしたので

声が掠れてしまい

撮り直そうとも思いましたが

カレンちゃん(セリーナちゃんも少し)

ウォ〜〜と、歌っているので

一発OKにしました!

もちろん、カレンちゃん

いつもは、もっと高らかに歌います

カメラの前だから、仕方ありません

でもね

実は、これ

本当は、「ただいまの歌」なのです

家へ帰ってくると

🎶ただいま、ただいま、たっだいま♬

と、それぞれを抱きしめて歌を歌わないと

カレンもセリーナも納得してくれない

 

どうぞ

この動画を見たあなたの今年

2019年

幸運が、舞い込みますように!

ウォ〜〜〜〜〜〜〜〜!

 

 

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ちなみに

昨年2018年の動画はこちら!

 

 

カレンとセリーナ | 12:01 | comments(0) | trackbacks(0)