夏は、ボートでゆらゆら
central park boat

体感温度40℃という、地獄の4日間だったマンハッタン
一方、ワシントン州では、季節外れの雪で、大雪警報が出た
全く、異常気象!

そして、本日のマンハッタンは、ようやく、普通の暑さに戻る
と言っても、やっぱり、暑いねぇ! 30℃!
セントラルパークでは、ボートで、涼を求める人達が
ゆらり、ゆらゆら ・・・ 夏を、楽しんでいたよ

New York の お話 | 10:20 | comments(2) | trackbacks(0)

マンハッタンの太陽
sundown

夜 8時過ぎ、53丁目
レストランを出たら、そこは、赤く染められたな世界
西の、ビルの合間に、真っ赤に大きな太陽が沈んでいる
マンハッタンの、その通りは、見たこともない荘厳な世界
通りすがったニューヨーカー達が、手に手に、カメラで撮影
私も、慌てて、コンパクトカメラを取り出した
でも、あっと言う間に、落ちるように、陽は沈み、
まるで、53丁目は、夢の後のよう

こうやって、1つの通りの西に、スッポリと太陽が沈むのは、
1年に1回あるかどうかとのこと
明日も、次の通りのビルの合間に、太陽は顔を見せてくれるのかな
それとも、ビルに隠れてしまうのか

出来ることなら、毎日、マンハッタンの太陽を追いかけたくなったよ

New York の お話 | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0)

ビッグアップルの アップルストア
apple

セントラルパークの、南の端っこ、東側
ワンブロックの周囲を、グルリと人が並んでいた
・・・ すみません、何か、いいことでもあるんですか? ・・・
「 iPHONE ・・ アイフォンを買うために並んでいるのよ! 」

華やかな5番街、透明の立方体に光を集めるアップルストア
24時間、煌々と明かりがつき、お休みなし
いつ、行っても、人が、ワンサカワンサカ押し寄せている
ニューヨーカーだけではなく、世界中の観光客も、
このアップルストアで、何かを、おみやげに買うらしい
iPODやら、コンピューターが、
まるで八百屋さんに並ぶ「りんご」のように売れて行く
・・・ 勢いが、止まらないなぁ ・・・
ふ〜ん ・・・ なるほど
何と言っても「アップルシティ」の「アップルストア」だからね

apple

New York の お話 | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0)

冷たい SEX and the CITY
sex and city

「 寒いわね ・・・ まるで、冬みたい! 」
この日の、まるで合言葉のように、見ず知らずの人達が、声を掛け合う
最低気温は、8℃ ・・・・・ ヒャ! サブッ!
その上、冷たい雨が降りしきる
42丁目のバス停前、HBOテレビのショーウィンドウは、
5月30日に公開される映画「SEX AND THE CITY」の、ポップなCM
もちろん、日本でも人気だけれど、
ご当地、ニューヨーカーにとっては、絶大な支持を受けている番組だね
「 こう寒くちゃ、映画館に行くのも、億劫になるわよ! 」
と、おばちゃんが、傘を振り回しながら、話しかける
ハハハ、だいじょうぶだよ! 
30日には、暖かく・・・ いや、「暑く」なっているはずだから!

New York の お話 | 14:16 | comments(0) | trackbacks(0)

大事な スポンサー様
upfront

毎年、5月の、この時期になると、アパートの周りには、ズラリとテレビ局の車が並ぶ
機材車、中継車、メイク車、普通の車を3倍に伸ばしたようなストレッチリムジンが、
通りを埋め尽くし、その上、テレビ局のスタッフ、警護の人達でも、溢れかえる
アパートの隣の、シティーセンターでも、向かい側のカーネギーホールでも、
各社、テレビ局のイベントが、数日に渡って行われているからだ

「 UP−FRONT 」(アップフロント)と呼ばれる、イベント

と、言っても、残念ながら、普通の観客は、入ることが出来ない
テレビのスポンサー企業に向けて、2009年に放送する番組を紹介する催し
内容をプレゼンテーションしたり、出演する予定のTVスターが登場したり
「 こういう番組を作るから、CM枠を、買ってくださいね 」というもの
確かに、民放テレビ局にとって、スポンサーは、お金を出していただく大事なお客様だ
この「アップフロント」、アメリカ独自の方法だね
日本の民放局では、このように劇場を借り切って、大々的には、行なっていないはず
このあたり、いかにも、アメリカのテレビ局らしい、実に、合理的なシステム!

この日も、アパートの前の通りは、セレブを待つファン達で、ひしめいていた
たまに、私も、テレビで見たことのあるスターに出くわして、キャと驚いたりもする
ふと見たら、長いストレッチリムジンに加えて、
本日は、「 FOXテレビ 」のステッカーが貼られた、ハイブリッドカーが、
何十台も、延々と駐車され、通りは、埋め尽くされている
・・・ ふ〜ん ・・・
今日のお客様、大スポンサーの「 TOYOTA 」さんが、いるのかもしれないね

toyota

New York の お話 | 22:23 | comments(0) | trackbacks(0)

アメリカの 賞味期限
milk

NYのスーパーでは、右側、半分サイズの、小さな牛乳は、すぐ売り切れてしまい、
だいたいが、左側、最低1リットル(946ml)の牛乳しか残っていないことが多い
愛犬ジェシカがいなくなってから、牛乳はコーヒーに入れるだけだから、持て余す
しかも、パック入りの牛乳、アタリが悪いと、これが、結構、すぐに腐るんだな
う〜ん ・・・ これは、いいことなのか、悪いことなのか
・・・ 防腐剤が入っていないという意味のなのかしら ・・・
しかし、賞味期限の範囲内、数日で腐ってしまうのは、ちょいと困る
封を開けたら、賞味期限は、関係ないとわかってはいるものの ・・・
それにしても、アメリカの生ものに表示されている賞味期限、いい加減に思う時がある

以前、十分に、賞味期限の余裕がある鶏肉を購入し、
家に持って帰ってパックを開けた途端、ツ〜ンという腐敗臭!
・・・ ひえ〜!!! ありえない! なんたること!・・・
と、すぐに、スーパーにすっ飛んで行き、責任者を呼び出して、抗議した
「 OK! 了解! 新しいチキンと交換してあげるわ! 」
??? ・・・ち、ちがうって!
あ、あのですね ・・・ 賞味期限の範囲なのに、腐っているのが問題であって
「 そうね・・あ! きっと、配送された後、外に置きっぱなしにしてたせいだわ!
この頃、暑いからね! もし、交換するのが、嫌だったら、お金、返すわよ! 」
日本だったら、平謝りの出来事だけど、悪びれもせずに、責任者の女性は、にっこり!
もう、何も言えなくて、返金してもらい、スゴスゴと帰ったことがあったっけ
 
このアメリカでは、何事も、自分の目と鼻と舌で、確かめなさい! 
・・・ ってことを、学んだ次第
だから、牛乳買って3日目からは、パックに、鼻をつけ、クンクンする習慣となった訳

New York の お話 | 22:23 | comments(2) | trackbacks(0)

桜 ・・・ 追いかける
Branch Brool

桜の季節、マンハッタンを飛び出した
車で、1時間程走り、
ニュージャージーの「BRANCH BROOK PARK 」(ブランチブルックパーク)に着く
1927年に、2000本の桜が寄贈され、今や、2700本以上だという
驚いた!
あらゆる種類の桜、年輪を重ねた幹、若い桜、濃い桜色、淡いピンクと、延々と続く
幹の太さも、その色もさまざま、花は、ソメイヨシノも、八重も、枝垂れもある
フフフ ・・・ アメリカ人も、桜の下で、ランチを食べ、お花見を満喫しているヨ!
この日は、今が最高の満開日!
・・・ でも ・・・
散りかけた、桜吹雪の中、広大な並木の下を歩けたら、どんなにか、いいだろう
・・・ やっぱり ・・・ 日本人だから ・・・

もし、あなたが、近郊にお住まいの「日本人」なら、ぜひ訪れていただきたいな・・
ブランチブルック公園の、桜祭りは、20日まで
でも、桜吹雪は、まだまだ、これからだと思います

行き方は、公式サイト

Branch Brook

New York の お話 | 22:25 | comments(3) | trackbacks(0)

大人の女達 走る、走る、走る
marathon2

親友のNOZOMIが、マラソンを走った
彼女は、ニューヨークシティマラソンも3回、
昨年の東京マラソンも走っている
( 2005年のNY便りNYシティマラソンの巻 」より )
( 07.11.5のブログ ニューヨークシティマラソン 」より
しかし、今回は、「 More Magazine Marathon
40歳以上の女性達が参加し、セントラルパークを走るマラソンだ
だから、いつものパートナーのご主人、ジョッシュとは別、
初めて、一人での参加
記録も、4時間20分から30分を目指していた

この日のセントラルパークは、
7℃前後で、どんよりと重い空、冬に戻ったよう
・・こんなに寒くて、NOZOMIは、だいじょうぶなんだろうか・・
ゴールの手前、100メートル程で、待つ
同じコースを、ハーフマラソンの参加者も、
お喋りしながら、のんびり歩いて来る
でも、NOZOMIは、フルマラソン! 42.195キロ!
・・本当に、NOZOMIは、4時間30分で、走れるんだろうか・・
走ってくる中には、ヨロヨロとした足取りで、
明らかに70代後半のおばあちゃまもいる
思わず、飛び出して、叫んだ!
「 ALMOST THERE! 」  
「 ゴールは、すぐそこよ! 」
疲れて果てた顔を、彼女はクチャクチャに笑って応えてくれ、
最後の坂道を登って行く

・・・ あ! ・・・ 
あの赤い服、ゆっくり歩く集団の間を縫って、しっかり走ってくるのはNOZOMI! 
まだ、4時間10分過ぎだよ!・・・やった、やったよ、NOZOMI!
「 のぞみ! 」
苦しそうな表情だったNOZOMIが、
声に気が付き、にっかり笑いかけて、手を上げた
私も、追いかける ・・・ 写真撮る ・・・ 
追いかける ・・・追いかける
・・・ しかし ・・・
ゴールまでの、たった100メートルの坂道、
NOZOMIを、追い越せなくなった
足が絡む、息が上がる、ハッ、ハッ、ハッ、ハッ
結局、大切なゴールを切る瞬間に、間に合わなかった

やっとNOZOMIに追いついて、また、写真を撮ったけれど、
胸が詰まって、何にも、声をかけることが出来なかった
何か喋り出したら、息が苦しくて、咳き込んでしまいそうだったから
もしかしたら、オイオイ泣き叫んでしまいそうだったから、
寡黙になってしまったよ

・・こんなに、がんばっている女性達が、いっぱい、いるんだ・・
NOZOMIの記録は、なんと、4時間17分!
おめでとう! ・・・ そして、ありがとう ・・・  NOZOMI

marathon

New York の お話 | 23:24 | comments(1) | trackbacks(0)

ライブな サブウェイ
subway

マンハッタンの地下鉄、色んなアーティストが乗り込んで、パフォーマンス
歌を歌ったり、ギターを弾いたり、手品をしたり、バイオリン弾いたり、演説したり
しかも、日本の地下鉄に比べて、運転が荒いから、ひどく揺れるというのに
最初、NYに来た頃、コーラスの男性陣に囲まれ、驚いたりもしたけれど
( NY便りマンハッタン地下鉄物語 」より 
そのうち慣れて、パフォーマーには、出来るだけ、チップを払う位、余裕も出た

さて、この日の、パフォーマンスは、なんと、パーカッション
二人の男性が乗り込み、折りたたみ椅子を広げ、すかさず、太鼓を叩き出す
乗客のみんなは、最初は、しらけたムード
地下鉄の電車の中に、邪魔な楽器を持ち込んで、うるさいな・・・と言わんばかり
・・・ しかし ・・・
軽やかな、パーカッションの音が鳴り響くと、
地下鉄の大きな騒音も、バックミュージックとなって、まるで、コンサート会場だよ
・・・ うん、こりゃ、いいぞ! ・・・
演奏が終わると、拍手喝采!
いつものように、チップを払おうとしたら、
客席の、ほぼ3分の2にあたる多くの人が、手を出し、我先にと、チップを出す!
「 アンコール! 」 「 アンコール、アンコール!! 」
次の車両に回らなくてはいけないのに、二人は、少し、困って、照れたように笑った
「 アンコールなんて、ホントは、しないんだぜ! 」
嬉しそうに、ため息をついて、もう一駅分、パーカッションを叩いた

こんなにチップを沢山もらっているパフォーマーも、初めて見た
やっぱり、ニューヨーカーは、ちゃんと、聞いているんだな
すっかり、地下鉄の騒音だけに戻った車内から、ふと、隣の車両を覗いた
パーカッションも、演奏の二人も見えなかったけれど、
乗客の顔が、いっせいに、同じ方角を見て、笑って、拍手をしていたよ

New York の お話 | 21:13 | comments(0) | trackbacks(0)

フラリフラフラ ジャズコンサート
music house

カーネギーホールの裏側に道に、楽譜屋さんがある
Joseph Patelson Music House
この前を、毎日のように通るが、あいにく、楽器を弾くわけでもないから、
数回、冷やかしでしか、入ったことがない
でも、毎日、この前を通りながら、中をのぞくのが、好き
季節ごとや、クラシックの作曲家の誕生日に合わせ、ディスプレイが変えられ、楽しい
そして、時々、お店の中で、コンサートをしているのが、ガラス越しに見られる

・・・ あ ・・ 今日も、何か、やってる ・・・
「 どなたでも、お入りください! 」との表示
店内に入ると、そこは、楽譜に囲まれた、ジャズのライブ会場
しかも、ちょっとしたおつまみやら、飲み物、ワインまで、出されている
みんな、楽譜を選びながら、チーズをつまみながら、談笑しながら、耳を傾けている
ほんの10分ほど、ジャズに酔った後、楽譜屋を後にし、通りに出たら、
ディスプレイの窓越しに、フルート奏者の女性が、にっこり、微笑みかけた
彼女の名前は、YAEL ACHER

軽く寄り道するコンサート、でも、心のタンスには、キッチリ、収められたね

music house2

New York の お話 | 21:32 | comments(0) | trackbacks(0)